出版社内容情報
オルガマリーが気づいた秘密とは?ついに魔眼オークションが開催される!
内容説明
「腑海林の仔」に囚われ停車を余儀なくされた魔眼蒐集列車内では、ヘファイスティオンの宝具で負傷したエルメロイ2世の治療が行われていた。窮地を脱するべく、グレイは代行者カラボー、自称スパイのイヴェット、そして途中乗場したメルヴィンと共に行動を開始する。未来視の魔眼を持つ者を殺した方法、7年前の事件の真相、2世を襲った英霊を召喚した人物。多くの謎を残したまま、ついに魔眼オークションが開催される。
著者等紹介
三田誠[サンダマコト]
TVアニメ化された『レンタルマギカ』のほかに『クロス×レガリア』など、ライトノベルの執筆を中心に活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
南北
51
ロード・エルメロイⅡ世とヘファイスティオンのやりとりとヘファイスティオンの過去の境遇が印象に残りました。影武者ってそういうことなのか・・・。最後のグレイとメルヴィンの会話はいい読後感を残してくれました。今回登場したマスターとサーヴァントはこれで終わりではないと考えるとまだまだ期待できそうです。2019/09/15
スズ
50
腑海林の仔により列車の進路が塞がれ、グレイ達は樹海の調査に向かうが、そこで再びヘファイスティオンと遭遇し…。イスカンダルの『王の軍勢』への招集を拒否していた影の忠臣の、「答えろ、イスカンダル!」という悲痛な慟哭に込められた胸が痛くなる程の忠義が胸を熱くし、イスカンダル王から預かった雷光の戦車を駆けるヘファイスティオンと、ベディヴィエールやアグラヴェイン達円卓の騎士からの承認を得て騎士王の聖槍を解き放ったグレイとの激突が非常に面白かった。王の背中を追う旅を続けている二人の臣下にどうか幸せが訪れる事を願います2019/11/09
たち
34
このシリーズはなんと言っても、グレイたんの魅力に尽きますね。いやぁ、彼女は面白いよ。かわいいし、そして、師匠を思う気持ちが健気で良いね。アッドもまだまだ進化しそうだし(このおっさんの毒舌好き)続きが楽しみです。2021/04/30
どんぐり@京都の何処かで
21
アニメを視聴してからの読了。魔眼大投射があんなにもハイコストで発射シークエンスの背景など分かりやすく、なるほどと。 何より今作の醍醐味は聖槍抜錨シーン。ルールサーティーン、承認は五つだったけれど、五拘束は解放された。祈りの輝ける槍。グレイの成長が愛らしい。次巻も楽しみだ。2019/11/11
ソラ
16
アニメは結構削ってたんだなぁという印象。尺の問題があるから仕方ない…。2019/11/09