角川文庫<br> 黒猫王子の喫茶店―日日是猫日(にちにちこれにゃんじつ)

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角川文庫
黒猫王子の喫茶店―日日是猫日(にちにちこれにゃんじつ)

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  • サイズ 文庫判/ページ数 336p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041080351
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

イケメン猫との同居生活に暗雲!? 小江戸川越が舞台のシリーズ第5弾

内容説明

小江戸川越の喫茶店『くろき』。スタッフはイケメン揃いだが、その正体は猫!毒舌美青年(黒猫)の店長ボウに、副店長の胡桃(人間)は翻弄される日々。家具店の広報室で編集者としても働く胡桃は、会社の“カフェ経営”に協力することに。社運を懸けたこの新事業、失敗すれば広報室がなくなって胡桃もクビ!?さらに、喫茶店オーナーからも、突然閉店の提案が…。2つの職を同時に失う胡桃のピンチに、猫たちが立ち上がる!

著者等紹介

高橋由太[タカハシユタ]
1972年、千葉県生まれ。2010年『もののけ本所深川事件帖 オサキ江戸へ』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ネムコ

37
私はかなり保守的な人間で、同じ仕事を何年も続けても苦にならないかわりに、変化には弱い。そんな私から見ると胡桃の生き方は将来に不安ばかりだし、とても幸せとは呼べない。でも。彼女は心からやりたいことを見つけ、そこに向かって歩き始めたのだ。幸も不幸も、結局自分にしかわからない。良い最後だったけど、「あーあ、終わっちゃったなぁ…」と少し淋しく思いました。2019/07/03

リリー・ラッシュ

26
シリーズ初めから読んでると思ってたら、第5弾だったことに今気付いた。まさか最終巻から読んでいたとは(^^;初読み作家さん。久々に小説読んで声を上げて笑ったシーンも。実家にはいつも猫がいた。その猫たちも(特に雄猫)死期が近づくと姿を消していた。あれは私達に悲しんで欲しくなかったからなの?そんなふうに考えると、余計にあのこ達が思い出された。胡桃の父の言葉「この歳になって分かったことがある。成功も失敗も似たようなものだ。だから好きなことをやれ。自分の好きなことをやるのが一番いい。おまえの一番好きなことをやれ」2021/04/11

山猫

26
今回の猫たちは頭脳プレイ。お約束のシーンが少ない。近頃流行りのフェアトレードって要は国際版三方よしで、取り立てて新しい概念というわけでもないし。忘れかけた頃に平太登場も取ってつけたようで、今ひとつ。水本の企みも、マックスコーヒーも(落花生と作者が千葉出身だから)すぐに見当がついた。これで終わりなのか、続くのかはっきりしないが、胡桃と平太はないだろうな。2019/06/27

はなりん

22
猫たちが人間に変化するシリーズ第5弾。完結なのかしら?一応綺麗にまとまったけど。何をするのも中途半端な胡桃がどう生きて生きたいかを決め、すっきりまとまったけど、猫と人間の恋にはならなかったかぁ・・・。無理はあるんだけど、なんか残念。2019/08/24

なな

22
1巻目を読んだ時、ここまで嵌るとは思っていませんでした。猫が登場する小説では個人的に一番のお気に入りです。絶対に犬派(犬を飼っている)だった私が猫に癒される日が来るなんてこの小説に出合うまでは思いもしませんでした。イケメンに変化するというのも嵌った要素です。そしてイケメンたちが裸エプロン姿なんて鼻血もんです。ポウたちが至って真面目なのがまた笑えます。(紙コップ!!笑) MAXコーヒーは懐かしかったです。あの甘さが疲れを癒してくれたなぁ。2019/07/02

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