角川文庫<br> 総理に告ぐ―新橋署刑事課特別治安室“NEO”

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角川文庫
総理に告ぐ―新橋署刑事課特別治安室“NEO”

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  • サイズ 文庫判/ページ数 383p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041079652
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

元与党幹事長・佐竹の回顧録のゴーストライターを引き受けた小林は、売れない現状からの浮上を図るべく、過去の汚行を告白させようと試みる。しかし、語られたのは現総理大臣のスキャンダルだった。直後、公安警察が突如現れ現場は騒然となる。命からがら逃げ出した小林は、取材の一部始終が録音されたレコーダーを手に、旧知の警察官の助けを得て、テレビ局を巻き込んだ大勝負に出るが―。政界の闇を巡る緊迫サスペンス!

著者等紹介

永瀬隼介[ナガセシュンスケ]
鹿児島県生まれ。大学卒業後、メーカー勤務を経て、週刊誌記者に。1991年にフリーとなり、事件ノンフィクションを中心に活躍。2000年、長編小説『サイレント・ボーダー』を永瀬隼介のペンネームで発表し、小説家デビュー。小説作品他、ノンフィクション作品もある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

NAOAMI

16
元政界フィクサー佐竹の回顧録を引き受けた売れないライター小林が現職総理のスキャンダルを手入手。公安乱入~秘書射殺までの一部始終を録音したレコーダーと共に逃げ出した彼は一世一代の大勝負に出る。彼の師匠が消され、マスコミへの持ち込みは門前払い。特別治安室初日勤務の黒澤警部を頼って事態は急展開。面白い筋書きとテンポで軽く読めるが、どうも粗削りで会話文も稚拙。濃いキャラなのに各自薄っぺら。公安が一介のライターを泳がせ過ぎ。即刻、拘束監禁して軽くいたぶれば、ものの数分で証拠回収処分できただろう。偶然ばかりで興醒め。2019/03/23

chikap610

6
良かったですよ! コレ、ある立場の人が読んだら身につまされると言うか、恥ずかしいと言うか、 諸々、味付けも絶妙ですよ。隼ちゃん、続編期待してます!2019/11/20

YH

2
面白かった!今の政治、マスコミそして国民のあり方をとことん風刺しつつ、個人の良心、正義感はまだ生きているという希望も感じた。色々とモデルになりそうな現実のあれこれを皮肉っており、特にハチ公は某作家を彷彿とさせ、笑ってしまう。2020/03/06

hiko

0
残り50ページが面白かった。メディアの活用が見事でした。テレブ局の会長さんの采配よかった。2022/08/14

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