内容説明
元与党幹事長・佐竹の回顧録のゴーストライターを引き受けた小林は、売れない現状からの浮上を図るべく、過去の汚行を告白させようと試みる。しかし、語られたのは現総理大臣のスキャンダルだった。直後、公安警察が突如現れ現場は騒然となる。命からがら逃げ出した小林は、取材の一部始終が録音されたレコーダーを手に、旧知の警察官の助けを得て、テレビ局を巻き込んだ大勝負に出るが―。政界の闇を巡る緊迫サスペンス!
著者等紹介
永瀬隼介[ナガセシュンスケ]
鹿児島県生まれ。大学卒業後、メーカー勤務を経て、週刊誌記者に。1991年にフリーとなり、事件ノンフィクションを中心に活躍。2000年、長編小説『サイレント・ボーダー』を永瀬隼介のペンネームで発表し、小説家デビュー。小説作品他、ノンフィクション作品もある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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