角川文庫<br> B・D・T―掟の街 (新装版)

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角川文庫
B・D・T―掟の街 (新装版)

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  • サイズ 文庫判/ページ数 432p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041079508
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

不法滞在外国人問題が深刻化する近未来東京。爆発的に急増した身寄りのない混血児たちは「ホープレス・チャイルド」と呼ばれ、その多くが犯罪者となっていた。彼らが巣食う東新宿はスラムと化し、いつしか、街は「B・D・T」と呼ばれた。無法地帯となった最も危険な街で、私立探偵ヨヨギ・ケンが依頼された仕事は、失踪したホープレス出身の女性歌手の捜索だった――。女の足跡を追うケンを次々と襲うトラブル、そしてケンの目の前に、その巨大な組織が正体を現す! 圧倒的なスピード感で描く、傑作冒険アクション。

内容説明

近未来の東京。急増した身寄りのない少年たちは「ホープレス・チャイルド」と呼ばれ、彼らが巣食う東新宿はスラムと化した。「B・D・T」と呼ばれるようになった無法の街で、私立探偵ヨヨギ・ケンが依頼された仕事は失踪したホープレス出身の女性歌手の捜索だった―。彼女の足跡を追うケンの行く手に立ち塞がる、謎の殺し屋たち。やがてケンの前に、巨大な組織が正体を現す。圧倒的なスピード感で描く、冒険アクション!

著者等紹介

大沢在昌[オオサワアリマサ]
1956年、名古屋市生まれ。慶應義塾大学法学部中退。79年「感傷の街角」で小説推理新人賞を受賞しデビュー。その後、86年『深夜曲馬団』で日本冒険小説協会最優秀短編賞、91年『新宿鮫』で吉川英治文学新人賞、日本推理作家協会賞、94年『無間人形 新宿鮫4』で直木賞、2004年『パンドラ・アイランド』で柴田錬三郎賞、10年、日本ミステリー文学大賞、14年『海と月の迷路』で吉川英治文学賞を受賞。ハードボイルド、冒険小説を中心に幅広い分野で活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

アルクシ・ガイ

4
ホープレスを全て「故国」に放逐するって、「アンクル・トムの小屋」を思い出した。南部の黒人奴隷を解放したはいいが、じゃあ彼らをどうするかというと、西インド諸島あたりに流すんだよね、あれ。北部で一緒に住もうとはサラサラ考えない。そして作中で「気候が体に馴染みます」と言わせる。舞台は近未来だが、今の拡大版でもある。日本では日本の国籍を持ち日本人ヅラをしている私は自動的に優良種だから、気付きにくいが。2022/02/16

パカゲニー

3
大沢在昌さんの1996年の近未来アクション小説。2050年位の東京。街は純日本人が暮らす西対ホープレスと呼ばれる日本人と外国人との混血児が押し込められる東に二分。ホープレスの私立探偵ケン・ヨヨギは一人のシンガーの捜索する。 彼の捜索が殺人事件を生み、やがては西と東の対決に発展する。大沢流サスペンスアクションを楽しみました。しかし、人口減少や格差の広がりなど、この作品が発表されてからさほど有効策が見出されることない。一方スポーツの分野では野球、バスケット、テニス、卓球、など優れたハーフ選手が誕生し活躍。2024/03/14

いっつぴょん

2
20年以上前に書かれた近未来の東京を舞台にした作品。登場人物を取り巻く背景に違和感なく入り込めました。面白かったです。2020/03/04

yupaki

1
【あらすじ】移民受け入れに失敗した2050年の日本では東京が東西に分裂して東側には移民を差別する日本人、西側にはあらゆる権利が与えられず半暴徒化している移民達が住む。西側に住む私立探偵のケンの元にクラブの女ガーナの消息を探る依頼が入る。ケンは女を探すうちに東と西の間で起こる大きな問題にたどり着く。【感想】シン・シティのようなハードボイルドと荒廃感が漂う世界。この手の主人公はどんだけドンパチがあっても死なない安心感があるがケンは危うい場面が多くヒヤヒヤ。ちゃんとガーナの件も拾ってくれて良かった。2023/02/17

ねぎまぐろ

1
★★2021/01/29

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