いも殿さま

個数:

いも殿さま

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2024年04月25日 09時41分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B6判/ページ数 280p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784041077856
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

徳川吉宗の時代──。幕府勘定方に勤める旗本、井戸平左衛門は引退を迎え、隠居生活を楽しみにしていた。だが、隠居届けを出そうとしたその日、異動を命じられること。そこは飢饉にあえぐ悲惨な土地だった──。

内容説明

徳川吉宗の時代―。幕府に勤める旗本、井戸平左衛門は引退を控え、隠居生活を楽しみにしていた。隠居後の楽しみは諸国を回り、甘味を満喫すること。だが、隠居届けを出そうとしたその日、あろうことか町奉行の大岡忠相から異動を命じられることに―飢饉と悪政に喘ぐ、石見銀山の地に行って欲しいというのだ。自らの能力を誉められ、心が揺れる平左衛門。さらに、将軍が食するという“嘉祥菓子”を褒美にちらつかされたのが、とどめとなり、快諾してしまう。だが、江戸から四十二日の旅の果てにたどり着いた石見の土地は、想像を絶する悲惨な状況だった―。

著者等紹介

土橋章宏[ドバシアキヒロ]
1969年、大阪府生まれ。関西大学工学部卒業。2009年「スマイリング」で函館港イルミナシオン映画祭第13回シナリオ大賞グランプリ、「海煙」で第13回伊豆文学賞最優秀賞、2011年「緋色のアーティクル」で第3回TBS連ドラ・シナリオ大賞入選、「超高速!参勤交代」で第37回城戸賞受賞。2013年に小説『超高速!参勤交代』で作家デビュー。同名映画で第38回日本アカデミー賞最優秀脚本賞、第57回ブルーリボン賞作品賞に輝いた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

優希

90
面白かったです。食べ物が好きな代官が、隠居目前に赴任先を告げられます。飢饉の村を様々な方法で救おうとするのは胸に刺さります。このままうまくいくと思えば残酷な運命もあったりするのですね。美味しそうな食べ物に始まり、最後は感動というストーリー。読みやすさはライトノベルですが、内容はじんわりと良い物語でした。2019/06/24

Willie the Wildcat

88
大義と無私の一環した姿勢。次々降りかかる難題にも、正面から対峙。薩摩潜入、年貢破面、年貢米放出など、これらへの独断行動への結果責任ももれなく全う。登場人物1人1人の”覚醒”が印象的。潜在能力、あるいは心底の哲学の開花。嘉祥菓子より唐芋甘露煮!?平左衛門から忠相への手紙が凛とし、かつ粋である。藤十郎と”義兄”との掛け合いも、微笑ましい。どこまでが史実かは別として、根っからの悪人が出てこないのも、良い意味でシンプルな流れと感じる理由。最後までスジを通した平左衛門、伊織とも再会できたはず!2019/06/23

ゆみねこ

86
隠居生活を楽しみにしていた旗本・井戸平左衛門は、大岡忠相の命により、石見に代官として赴くことに。江戸から42日、たどり着いた石見は大飢饉と銀山の衰退で悲惨な状況に。芋で領民を救った名代官、感動の物語です。2019/04/16

itica

68
井戸平左衛門。江戸時代中期に実在した人物の感動的な話である。平左衛門は幕府勘定方を長年勤め、引退を考えていた矢先に石見銀山領への代官を命じられる。代官と言えば「お主も悪よのう」とうそぶく悪代官しか思い浮かばないが、飢饉に喘ぐ村で手腕を振い、民を一番に考える姿勢には感じ入るばかりだ。用心の藤三郎の煩悩まみれの姿と、立派すぎる平左衛門とのバランスが絶妙で笑いを誘う。代官と言う役職は何のためにあるのか、シンプルだが行き着く先はそこである。 2019/05/26

ポチ

68
蝗やウンカの被害、飢饉の折、幕府の決め事より石見の人々を守ることを選び、ひとりの餓死者も出さなかった“いも殿さま”と呼ばれた、井戸平左衛門の義侠心溢れる心を打つ話。2019/04/12

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/13546633
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。