出版社内容情報
将軍を巡る恐るべき陰謀の全てが明らかになる!シリーズ完結へ。
内容説明
ついに将軍綱吉の命を脅かす者たちの存在が明らかになり、御広敷番医師の矢切良衛も命を狙われることとなった。だが、良衛の敵は、城外だけではなかった。出世と保身のために、良衛を妨害せんと目論む大目付と典薬頭が、奸計を仕掛ける。将軍に牙を剥く者たちの真の目的を探るため、右筆部屋で将軍家の過去を調べる良衛。そこで、良衛は、ある驚愕の事実に直面することになる―。全ての真相が明かされるシリーズ完結巻。
著者等紹介
上田秀人[ウエダヒデト]
1959年大阪府生まれ。歯科医師。97年に第20回小説クラブ新人賞佳作に入選しデビュー。2010年『孤闘 立花宗茂』で第16回中山義秀文学賞受賞。2014年「奥右筆秘帳」シリーズで第3回歴史時代作家クラブ賞シリーズを受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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とし
81
表御番医師診療禄「不治」13巻完結。表御番医師、御広敷番医師、最後は寄合医師に落ち着くところで決まりましたね。楽しく読み終えました。2021/02/25
Atsushi Kobayashi
16
う~ん、なんかフォローできなくて終わらせた感あります。 配役がうまく組み立てきれないかったかもしれません2019/02/28
アボガドみよ
8
夜中に読み終えたのですが、びっくりしてスマホで検索してしまいました。こういう説があるのか、心の中で「へー」ボタンを押しながら眠りに落ちました。このシリーズ、ちょっとドロドロしていたな・・という感想です。徳川家康の、長男が家督を継ぐべし・・・・・・。2020/10/07
woo
8
いつもながらの水準維持✌️江戸時代の幕府のお役目を題材に展開して行くところがネタ切れにならない秘訣か、頭イイなぁ😄 水城聡四郎シリーズの様に同一主人公が異なる役目を次々こなして行くケースもある。完結既刊中心に制覇に向けて真っしぐら(笑)ただ暇人には1日で3冊くらいはすぐ読めちゃうので新刊で買う気にはならないなぁ、CP的に😅2020/08/12
イの字
8
あ〜ぁ、もう完結してしまったのか。お気に入りのシリーズだったので、もっと続いて欲しかったのに、急転直下で終わった気がするな。チャンバラ有り、漢気有り、陰謀有り、史実有り、そして史実を超えた発想有り。春日局と家光の関係なんて、どうしたら、こんなことを思い付くんでしょうね。そして発想だけではなく、それを違和感なく読ませてくれる。▼いや、凄い凄い、やっぱり上田秀人は止められない。2019/03/09
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