角川ホラー文庫<br> 響野怪談

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角川ホラー文庫
響野怪談

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  • サイズ 文庫判/ページ数 254p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041077764
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

『記憶屋』著者の新たなノスタルジック・ホラー!

内容説明

響野家の末っ子・春希は怖がりなのに霊感が強く、ヒトではないものたちを呼び寄せてしまう。留守番中を狙ったようにかかってくる電話。何度捨てても家の前に現れるスニーカー。山小屋で出会った少女が寝言を聞かれるのを嫌がる理由…。些細だった怪異は徐々にエスカレートし、春希だけでなく、彼を守ろうとする父や兄たちをもおびやかしていく。『記憶屋』著者が日常と異界の狭間へと誘う、ノスタルジック・ホラー!

著者等紹介

織守きょうや[オリガミキョウヤ]
1980年イギリス・ロンドン生まれ。2013年、第14回講談社BOX新人賞Powersを受賞した『霊感検定』でデビュー。15年「記憶屋」(受賞時ペンネーム京谷)で第22回日本ホラー小説大賞読者賞を受賞。現在弁護士として働く傍ら小説を執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ベイマックス

83
主人公、響野春希の日常に起こるちょっと不可思議な現象を家族のキャラを面白おかしく絡ませながら話が転がる短編集。それほど『ホラー』感はないんだけど、各話しの終わり方だけ、「その先は?」とちょっと怖い。2020/10/28

HANA

71
署名本入手。ホラー連作短編集。深夜の学校、山小屋の女の子、祖父の田舎で出会ったものと中学生の主人公が体験する様々な怪異が描かれている。怖いというより懐かしい、どことなくノスタルジアを感じさせる作風なのは、文体のせいか少年が主人公であるせいか。読んでいると「かそけき」という言葉がふと思い浮かんでくる。日常の中に怪異が潜んでいるという作品が多いけど、守っていてくれる存在が多いせいか危機感を感じさせる話は少なめ。ダーレスやキングを例に出すまでもなく、ホラーと郷愁は相性がいいものだと再確認させられた一冊でした。2019/06/29

えみ

46
誰もいないはずなのに気配を感じて振り返ってしまう。周りに何もないのに触れられている気がして確認してしまう。霊感が無い人でもフッと揺らぐ空気に気付く瞬間がある。明らかな怪異で怯える恐怖とは違い、日常に紛れ込んだ幽かに感じる違和感。それはゆっくりと足元から侵食していくように、じわじわ恐怖が身体中に沁み込んでいく。居心地が悪くなるような微かな怯え。まさにこの小説そのもの。霊感が強く、人ではない何モノかを呼び寄せてしまう響野春希が遭遇する怪異をまとめた連作短編。穏やかな家族と過ごす日常、これは現実?疑ってしまう。2020/08/06

annzuhime

44
サイン会のために購入。ある少年とその家族の日常に潜む怪奇譚。主人公が少年で、彼を守る存在が家族だからか温かい気持ちで読める。それでも時々ゾクリとするのは、日常に溶け込んだ怪奇だからかな。温かいけどどことなく切なくて、かつホラー。登場人物たちもみんな素敵でした。続編希望。サイン会で著者に続編は出ますかと聞くと、『書きたいと思ってるから、出版社にどんどん声を届けてください』と逆に頼まれた笑笑。2019/11/17

キンモクセイ

42
連作短編集の怖い話。でも、あまり怖さはないかな。寒い時期の今じゃなくて真夏の夕方に西瓜を食べながら読みたくなるような感じ。末っ子の春希は怖がりだけど霊感が強くそういうモノに好かれるというか呼び寄せてしまう体質。そんな時にいつも助けてくる兄や父との関係が微笑ましい。シリーズ化すればまた読みたい。どちらかと言うとホラーとか心霊というよりは、懐かしさを思わせる「お化け」のお話。2019/12/17

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