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人外サーカス

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  • サイズ B6判/ページ数 312p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784041077658
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

命懸けのショーをお楽しみあれ! 究極のサバイバル・ミステリ、開幕!今宵、お目にかけますは、
命をかけたサーカス・ショー。

惨劇に隠れた秘密を見抜けるか。
『玩具修理者』『アリス殺し』著者による究極のサバイバル・ミステリ!

脱出マジックに失敗して以来、トラウマを抱える手品師の蘭堂。所属する経営不振の「インクレディブル・サーカス」で、親友のクロスボウ使いやアシスタントに励まされながら、完全復活を目指し日々練習を重ねている。
ある日、サーカス団を異形のモノ達が襲う――彼らは世界中に密かに存在する、人の血肉を喰らい生きる吸血鬼だった! 圧倒的な身体能力と回復力を持つ吸血鬼たちに、団員たちは恐怖するも、生き残るため、それぞれの特技を駆使して対抗し始める。だが、団員のピンチに駆けつけようと森の中を走る蘭堂は、あることに気がつき――?

ショックとサプライズに溢れたサバイバル・ミステリの幕が上がる。

小林 泰三[コバヤシ ヤスミ]
著・文・その他

内容説明

脱出マジックに失敗して以来、トラウマを抱える手品師の蘭堂。経営が悪化する「インクレディブルサーカス」で、親友のクロスボウ使いやアシスタントに励まされながら、完全復活を目指し日々練習を重ねている。ある日、サーカス団を異形のモノ達が襲う―彼らは世界中に密かに存在する、人の血肉を喰らい生きる吸血鬼だった!圧倒的な身体能力と回復力を持つ吸血鬼達に、団員達は恐怖するも、生き残るため、それぞれの特技を駆使して対抗し始める。だが、団員のピンチに駆けつけようと森の中を走る蘭堂は、あることに気がつき―?ショックとサプライズに溢れたサバイバル・ミステリの幕が上がる!

著者等紹介

小林泰三[コバヤシヤスミ]
1962年京都府生まれ。大阪大学大学院修了。95年「玩具修理者」で第2回日本ホラー小説大賞短編賞を受賞し、デビュー。98年「海を見る人」で第10回SFマガジン読者賞国内部門、2012年『天獄と地国』で第43回星雲賞日本長編部門、14年『アリス殺し』で啓文堂書店文芸書大賞、17年『ウルトラマンF』で第48回星雲賞日本長編部門を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

モルク

97
吸血鬼を駆除するコンソーシアムは、怪物たちに正体を気づかれないためにサーカス団に偽装して活動していた。それを知った吸血鬼たちはとあるサーカス団を襲うがそれはコンソーシアムではなく破綻直前のサーカス団だった。サーカスの特技を駆使しての吸血鬼たちとの闘い。どんなに肉を裂き、血を噴き出させても吸血鬼たちはすぐに回復する。そして吸血鬼たちも、彼らをすぐ殺そうとはせずいたぶろうとする。繰り広げられる死闘。描写はかなりグロい。しかし、これが小林泰三ワールドなのだ!2019/06/26

あも

90
ヤスミンがノリノリなのが伝わってきて微笑ましくなる。吸血鬼VSつぶれかけのサーカス団員のガチンコバトル!過去作『ネフィリム』と世界観は同じなので、そっちを読んでれば微妙にリンクもあるが、話としては完全に独立してるので、気にせず読める。血とか臓物とか飛び散るB級スプラッター映画的な話がお好きな向きは、サックサク読んで楽しめるはず!相変わらずのイラっとする噛み合わない会話も人外バトルもヤスミンらしいけど、最近のヤスミン情緒も覚えたの!?というちょっぴりセンチなラストも好き。あくまでB級という注釈付だけど良作。2018/12/26

ちーたん

78
★★★☆☆今回のヤスミンはとことんSFアクションスプラッター!冒頭、男と女の大人な会話。男はサーカス団員でテント内に女を連れ込んでいた。女は男が油断してる隙に本性を現す。鋭い牙を光らせ男の背後を狙う。女の正体は吸血鬼!しかし男も実は…。この一件を引き金に無関係のサーカス団が吸血鬼集団に狙われてしまうお話。グロバトルが炸裂しててヤスミン本でなければ読まない類のお話ではあったけど、ファンには嬉しいあのお方の登場&最強キャラってひと幕が見れただけでも読む価値ありました笑 ラストは切ない終わり方だな〜。2019/11/04

yukision

42
サーカス団vs吸血鬼という斬新な設定で,終始グロテスクな戦いの描写が続くものの,導入部分の吸血鬼ハンターvs吸血鬼のシリアスな戦いと対比してコメディタッチの会話もちらほら,映像じゃないから多分平気なんだろうけど,何となく癖になる感じで結構好きかも。2019/11/13

38
吸血鬼vs経営不振のサーカス団という構図のスプラッターバトルもの。サーカス団員たちには実は甲賀忍法帖の忍者並みにずば抜けた特技があるのでは!?と期待したが、そういうのはなかった。(一瞬凄いおじいちゃんが乱入したけど。)空中ブランコなど、あくまで一般的なサーカス技で健気に立ち向かう!吸血鬼サイドも、馬鹿なの?死ぬの?と言いたくなるくらい油断してくれたり、後から登場する吸血鬼の方が強いと見せかけて実はそうでもなかったり、とツボを押さえた悪役っぷりで、安心して読めるB級感だった。仄暗い余韻を残す終わり方は好み。2019/01/20

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