出版社内容情報
俺は過去に何をしでかしたのか?「覚えられない男」が辿り着いた真相とは?芸能事務所「ドラゴンプロモーション」の売り出し中の若手女優・弓月苺が誘拐された。事務所の社長・勅使河原竜太は、世間に悟られないように行動を開始するが、竜太は「覚えられない」障害を持っていた。竜太は、記憶を留めるために書き留めているメモ帳を見ながら、日付をさかのぼりで真相を追っていくが、誰にも相談できず事件を探っていく竜太がたどり着いた真相は、自らの過去に起因した信じられない事実と因果だった! 現在から過去をさかのぼる、今までに無い形式で綴られるスリリングな展開の先には衝撃の結末が!
田中 経一[タナカ ケイイチ]
著・文・その他
内容説明
芸能事務所「ドラゴンプロモーション」の売り出し中の若手女優・弓月苺が誘拐された。記憶障害を患う事務所の社長・勅使河原竜太は、日々失われる記憶を補うために書き続けている日記を、日付を遡って読み進め、誘拐の手がかりを得ようと試みるが、そこに書かれていたのは、竜太も忘れていた衝撃の出来事の数々だった―?自らの日記に突きつけられる過去と、時を超えた事件との因果に、男は恐怖する。忘れても、俺の罪は消えない。
著者等紹介
田中経一[タナカケイイチ]
東京都出身、立教大学法学部卒。その後テレビ業界へ進み、「カノッサの屈辱」「料理の鉄人」「とんねるずのハンマープライス」など、多くのテレビ番組を手掛ける。2014年、『麒麟の舌を持つ男』(後に『ラストレシピ麒麟の舌の記憶』と改題され文庫化)で小説家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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