あすかコミックスＤＸ 辺境警備 〈１〉

紫堂恭子

ＫＡＤＯＫＡＷＡ（2018/10発売）

• サイズ A5判／ページ数 264p／高さ 21cm
• 商品コード 9784041075210
• NDC分類 726.1
• Cコード C0979

出版社内容情報

のどか、時々事件。美しさと不思議に満ちたファンタジック・スローライフ。辺境の国境警備隊に着任し、自堕落なぬるま湯生活を送る不良中年サウル・カダフ。口うるさいが美しく聡明な神官ジェニアス。隊長さんと神官さんと仲間たちの、美しさと不思議に満ちたファンタジック・スローライフ。

紫堂　恭子［シトウ　キョウコ］
著・文・その他

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[鱒子]

友人本。著者初読み。わたしは坂田靖子さんが大好きなのですが、似たようなテイストを感じます。うん、この漫画大好きです。都会から左遷されて辺境へ来た女好きの隊長さん、ころころお豆のような兵隊さんたち、美形で謎めいた酒好き神官。彼らが中心となって織りなすほんわかファンタジー。古い漫画(1988年)で著者のデビュー作だそうです。傑作。

2018/11/20

[マッピー]

都から辺境の国境警備隊に飛ばされた隊長さんが主人公。女好きで酒好きで怠け者。だけどどこか物事の本質を突く鋭さがあったり、懐の大きさを感じさせ足りさせなかったり…。隊員たちはみなモブキャラで、堅物で真面目だが酒好きの神官さんは銀髪ストレートの超美形。のんびりした辺境の片田舎でも、それなりに小さな事件は日々起こり、都に帰りたい隊長さんは徐々に田舎生活になじんでいく。ほのぼの。

2019/04/21

[ホークムーンmk2]

本日3冊目。 この作家さんの絵は懐かしい少女マンガのタッチ。トバされて辺境の地の警備隊の隊長として着任したカダフとその地の神官のジェニアスの日常。このゆる〜い雰囲気になんとも言えない良さがある。最近異世界物流行りだそうだが、「オレ強ぇ〜‼︎」より、こっちの方がいいな。このシリーズアマゾンでしか見かけないのがたまにキズ。

2019/02/10