角川ビーンズ文庫<br> 双花斎宮料理帖

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角川ビーンズ文庫
双花斎宮料理帖

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  • サイズ 文庫判/ページ数 256p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041075098
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

「食」を通じて少年たちは結び合う。「一華後宮料理帖」に連なる新作登場!「おいしい」と笑ってくれたら――それが、私の居場所。父が流罪となり、元服できずにいた真佐智。ある日、当代が異国に嫁ぐため一年後に空位となる、美味宮候補に選ばれる。神に食事を捧げるだけの閑職と知って都へ戻る決意をするも、料理経験のない真佐智は失敗ばかり。そんな中、世話係となった炊部の少年・奈津から「なぜ、美味宮になりたいんだ」と覚悟を問われ……!? 「食」で結び合う少年たちの和風ファンタジー!

三川 みり[ミカワ ミリ]
著・文・その他

凪 かすみ[ナギ カスミ]
イラスト

内容説明

「おいしい」と笑ってくれたら―それが、私の居場所。父が流罪となり、元服できずにいた真佐智。ある日、当代が異国に嫁ぐため一年後に空位となる、美味宮候補に選ばれる。神に食事を捧げるだけの閑職と知り、都へ戻る決意をするも、料理経験のない真佐智は失敗ばかり。そんな中、世話係となった炊部の少年・奈津から「なぜ、美味宮になりたいんだ」と覚悟を問われ…!?「食」で結び合う少年たちの和風ファンタジー!

著者等紹介

三川みり[ミカワミリ]
第7回角川ビーンズ小説大賞審査員特別賞受賞。『シュガーアップル・フェアリーテイル 銀砂糖師と黒の妖精』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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よっち

31
父が流罪となり元服できずにいた真佐智が、当代が異国に嫁ぐため一年後に空位となる美味宮候補に選ばれるもう一つの物語。「一華後宮料理帖」の主人公・理美が嫁ぐことで空位となった美味宮を巡る物語で、当初都で出世する足がかりとしてやってきてその実態に失望した真佐智が、真摯に向き合う奈津たちの姿に少しずつ感化され、失敗したり周囲の人たちのために奔走しながら成長してゆく展開がいいですね。恋愛模様はやや控えめでしたが、それでも頭の小君のエピソードやギャップがある斎宮様の様子、そして理美も登場したりでなかなか良かったです。2018/11/12

虚と紅羽

16
斎王様が見れましたー 一華の方でずっと気になっていた斎宮様。とんでもなく綺麗な人でした 理美は相変わらずぽや〜っとしてますね(笑) 1つ残念なことに主人公が中々好きになれず……( ´・ω・`) 2018/11/09

ううち

13
表紙の可愛い女の子が主人公なのかと思っていたけど、いい意味で意外だった。『一華後宮料理帖』のスピンオフとのことですが、色恋抜きのお仕事話で、これだけでも楽しめる。美味宮ってどんなことをしていたのか少し理解できた。奈津がかっこよかったです。2019/04/29

リディア

12
表紙のイラストの可愛さにえっ女の子じゃないの?って。もしかしてホントは女の子であることを隠してるのでは?と始め怪しんでましたが男の子でした。始めのうち性格が悪く思えてあまり好きになれなかったのですが途中からはいい子でした。彼の成長物語みたいで今の所LOVEはないけど彼の父親の流刑の理由が明かされてないので続編あるかな?と期待してます。2019/03/08

虚と紅羽

10
再1 2020/05/28 本編の方はつつがなく終わりましたけど、まだ真佐智の父親問題が残っていた。帝といったいどのような仁義なき戦いを繰り広げたのか。いったいなんの信義を貫き通したのか。一華の後日談的な形で双花の続きを出して欲しい。2020/05/28

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