出版社内容情報
満を持して登場! これが“アニゴジ”本編、本気のノベライズだ!すべてを失って敗北したかのように思えた人類。最後に残った「それ」は果たして希望なのか!? 「福家警部補」シリーズの著者が魂を賭けて挑む、いまだかつてない映画ノベライズ。
大倉崇裕[オオクラタカヒロ]
著・文・その他
虚淵 玄(ニトロプラス)[ウロブチゲン]
監修
内容説明
「この宇宙には、より絶対的な破壊の力が潜んでいる。その名は」―休眠していた機動増殖都市メカゴジラ・シティを再起動しゴジラを迎え撃とうとするハルオと仲間たち。だが異星人ビルサルドの思惑により、事態は更に破滅的な展開を迎えてしまう。絶望する人類に告げられた、ゴジラをも倒すという“黄金”の力とは、果たして?そして、ハルオの選択は!?アニメ映画版GODZILLAノベライズ、超弩級の完結編!!
著者等紹介
大倉崇裕[オオクラタカヒロ]
1968年、京都府生まれ。学習院大学法学部卒業。97年、「三人目の幽霊」で第4回創元推理短編賞佳作。98年、「ツール&ストール」で第20回小説推理新人賞を受賞。本格ミステリを主戦場に活躍し、「福家警部補」シリーズ、「警視庁いきもの係」シリーズは映像化され人気を博している。自らも映像に関わり2017年公開の劇場版「名探偵コナン から紅の恋歌」では脚本を執筆、映画は同年の邦画でナンバーワンの興行収入を達成した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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Bugsy Malone
74
ゴジラを倒す。目的は同じなれど、種族間の思想の違いが顕在化し、それぞれの思惑が絡まり合う。破壊神ゴジラの存在とは。そして遂に前作ラスト1ページで名を明かされたあいつが。アニメ第3作目は未鑑賞だけれど、小説としては前作同様やはり面白く読めてしまうのです。故に少々物足りなくもあり、それはひとえに、期待を持たせたもうひとつの守護怪獣の活躍がほぼ無かった事。ノベライズの感想とは別な所ですが残念でした。2018/12/29
マッちゃま
19
なるほどなぁ〜と読了。アニメ映画版という事でストーリー的には其方に合わせてあるのだろうし面白くなかった訳じゃない。なるほどと思わせる設定に考えてるなぁって思います。現代の知識から創られた世界観は過去作よりリアルに感じ、でも昭和のファンも「ふふん♪」となる場面も用意されており、そういった意味でもゴジラ作品なんだと思うのです。でも個人的には、余計なモノは好きじゃない。ゴジラはゴジラだけじゃダメなのか?違うテーマやか要らないと感じてしまう。まあ〜ゴジラを作る側は、前とは違う新しいゴジラにしたいんだろうけどなぁ。2020/04/03
きょん
13
何か虚淵さんっぽい救いが少ない感じ。2019/01/22
ぺあの
10
遂に(漸く)完結。前作の最後で「ギドラ」の話題が出てから、登場するまで長かった。と思ったら、思いの外あっけなかったなぁ。 アニメを未鑑賞なのでBDが出たら一気に観よう!2019/02/19
北白川にゃんこ
8
SFとしては悪くないんだけどね。宗教観とかね。でもゴジラとしては怪獣プロレスが少ないんだよなあ。2022/11/04