ペンギン・ハイウェイ公式読本

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  • サイズ A5判/ページ数 112p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784041073292
  • NDC分類 778.77
  • Cコード C0076

出版社内容情報

ペンギン・ハイウェイの世界を徹底解剖!前日譚『郵便少年』も所収森見登美彦の原風景、『ペンギン・ハイウェイ』が8年の時を経て遂に劇場アニメ化!
いまを代表するクリエイターたちが集結した傑作アニメをこの一冊で徹底解剖!
森見氏による書き下ろしエッセイ&アオヤマ君の前日譚を描いた短編小説も収録!

森見ファン必見!小学校3年生のアオヤマ君と不思議なおばあさんとの出会いを描いた傑作短編 『郵便少年』。
森見氏が作品への思いを余すことなく綴った書き下ろしエッセイ 『ペンギンなのにハイウェイ』。
『ペンギン・ハイウェイ』の全てがわかる、森見登美彦ロングインタビュー&石田祐康監督との対談。
数々の森見作品のアニメ脚本を手掛けてきた上田誠(ヨーロッパ企画)が語る、森見作品の魅力。
豪華キャスト&スタッフ陣の製作インタビュー。
アニメの感動を美麗なカットで振り返るストーリーガイド。
原作が出来上がるまでの軌跡や貴重な当時のインタビューも。




森見 登美彦[モリミ トミヒコ]
著・文・その他

内容説明

森見ワールドの原点、『ペンギン・ハイウェイ』の魅力を大解剖!アオヤマ君の前日譚を描いた短編小説『郵便少年』。書き下ろしエッセイ『ペンギンなのにハイウェイ』。ロングインタビュー収録!

目次

森見登美彦巻頭エッセイ『ペンギンなのにハイウェイ』
第1章 ストーリーガイド
第2章 スタッフインタビュー
第3章 キャストインタビュー
第4章 原作ができるまで
第5章 特別短編『郵便少年』

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

こーた

262
何しろいちばん好きな小説である。だから映画を観るのは怖かった。大切なものを壊されたら厭だな、そうおもっていたからだ。でもいざ観たら杞憂だった。原作へのリスペクトに溢れたダイナミックな映像は、物語をより素晴らしいものへと高めてくれた。この公式読本には、創作の裏話から、当初は森見さん自身も映像化に慎重だったこと、若いアニメータたちが原作のイメージに忠実な表現を模索するさまなどが、余すところなく詰まっている。前日譚の短編「郵便少年」も良い。読めば映画を観たくなる。原作もきっとまた読みたくなる。2020/01/05

nico🐬波待ち中

111
壮大なSF風で甘酸っぱい気持ちにもなれる『ペンギン・ハイウェイ』。森見さんにとっての原風景らしい。改めてアオヤマ君とお姉さんを見るとキュンキュンしてしまう。そしてペンギンのぬいぐるみを得意気に持って写真に写る森見さんと映画監督の石田さんも少年そのもので微笑ましい。一番楽しみにしていた『郵便少年』。あのアオヤマ君が小学3年生、お姉さんと出逢う前のひと夏の物語。やはりアオヤマ君はただ者ではない。南極へ行ったヒサコさんからの手紙を大人になったアオヤマ君は無事読めただろうか。夏休みが終わる前に読めて良かった。2018/08/26

ユメ

52
映画を鑑賞した感動醒めやらぬままに読む。充実した一冊。殊に、ほっと文庫を買いそびれてしまったので『郵便少年』が読めて大変嬉しい。これまで『ペンギン・ハイウェイ』は森見作品の中で異色の存在だと思っていたけれど、映画を観て、そしてこの公式読本を読んで、むしろ森見作品の原風景なのだと理解した。アオヤマ君は研究熱心な科学の子だけれど、世界の果てや火星のことは現時点では科学では解明できず、彼をそこに向かって突き動かすのは信念や未来への希望だ。アオヤマ君はペンギン・ハイウェイを進むファーストペンギンなのだ。2018/08/21

いちろく

44
紹介していただいた本。この作品の原作も好きです。ただ、アオヤマ君がこの先年齢を重ねて大学生になったら、森見さんの作品によく登場する阿呆な大学生になる可能性が0ではないと思うと複雑なのですよ。そんな穿った見方をするのは私を含む少数派と思うけれど。アオヤマくんには、このまま大人になって欲しい、と阿呆な大人になってしまった私はペンギン・ハイウェイ関連の本を見るたびに思うのです。紹介を機に登録。2018/11/30

ネコタ

38
残念ながら映画を見に行くことがタイミングが合わずできなかったので、どこかで何かの機会に見てみたい。ストーリーガイド、キャスト・スタッフのインタビュー、森見さんのお話などなど盛りだくさん。特別短編の郵便少年もよかった。2018/11/04

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