出版社内容情報
崎義一、通称・ギイ。容姿端麗、頭脳明晰、莫大な資産を有する彼は、29歳にしてすべての仕事をリタイアし日本へやってきた。最愛の想い人、託生のもとへ──。大人になったギイとタクミの物語、いざ開幕!
内容説明
崎義一、通称・ギイ。容姿端麗、頭脳明晰、莫大な資産を有する彼は29歳にしてすべての仕事をリタイアし、日本へやってきた。母校の音大で働いている最愛の想い人、葉山託生のもとへ―。恋人らしい甘い時間を過ごす2人は、音大に届けられた謎のバイオリンの正体を探ることになって!?名作「タクミくん」シリーズに連なる、大人になったギイとタクミの物語、いざ開幕!ここでしか読めない特別書き下ろし「きみを知るほど」も収録。
著者等紹介
ごとうしのぶ[ゴトウシノブ]
静岡県に生まれる。ピアノ教師を経て小説家に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
はつばあば
61
なんてこったい(^^;。託生と書いてタクミ。そりゃ読んでいてもギイとタクミの馴れ初めがわからないはず。高校生の頃のタクミやギイのシリーズを読んでなきゃそもそもの始まりがわからんわ。それでもハイソサエティの暮らしと普通の暮らしをしている者とのギャップ、わらしべ長者的発想のタクミ君。音楽の頂点を極めようとする若者達。最初から読んでみたいと思うが・・コミックじゃねぇ。小説で書いて貰えないものかしら。この続きに行ってみます。わからないなりに面白いから(^^♪。2023/01/17
kei302
48
KindleUnlimitedで見つけて手を出す。30歳で隠居するも、色んな人から持ち込まれる“頼まれ事”に奔走、風野真知雄さんの隠居もの現代版わるギイ。音大がメインの話。たくみ、音大に行ったんだ。で、今は助手。楽器の托卵、初めて聞いた。2022/07/10
ひなた*ぼっこ
17
タクミくんシリーズが大人になって帰ってきた。29歳で隠居生活、流石はギイ。はじまりが『BLUE ROSE』なの素敵。青い薔薇の花言葉は夢かなう。あと短編が3つ。今回は全てギイ託生カプメインなので安心して読める。井上教授って佐智のことか。彼らもなんだかんだ幸せそうでなにより。2020/01/15
べべっち
6
あまりの懐かしさに購入。2020/04/12
くぼっち
4
単行本で読みましたが、ルビー文庫も買いましたが、こちらに書き下ろしがあるので買わないという選択はありませんでした。何度読んでも新たな発見と感動とときめきがあり、ごとう先生の作品がとっても好きだなぁと思います。書き下ろしでは最後の数行で思わず泣いてしまいました。大好きな二人なので。エリカの咲く庭もとてもとても楽しみです。2019/04/02