出版社内容情報
歴史学習の最先端は「東大流」今こそ漫画で読みたい『日本の歴史』第10巻文庫版には
●10巻は宮部みゆき氏(小説家)による解説を収録
●監修・山本博文教授による「はみだし講義」を各章末に収録
●「日本と世界の比較年表」を巻末に収録
山本 博文[ヤマモト ヒロフミ]
監修
内容説明
江戸幕府のもとで平和な時代が続き、商業が発達し、人びとの暮らしも豊かになってきた。特に将軍のおひざもとである江戸は、18世紀初めには100万人が住む、世界でも有数の大都市となった。一方で幕府は財政難になやむようになり、第8代将軍吉宗は享保の改革を行った。18世紀後半からは、オランダ語で西洋の学問を学ぶ蘭学も盛んになるが、北方からはロシアが日本に貿易を求めてやってくる。
目次
第1章 徳川綱吉と元禄文化
第2章 徳川吉宗と享保の改革
第3章 田沼意次の時代
第4章 寛政の改革と化政文化
著者等紹介
山本博文[ヤマモトヒロフミ]
1957年岡山県津山市生まれ。東京大学文学部国史学科卒業。現在、東京大学史料編纂所教授。文学博士。92年『江戸お留守居役の日記』で第40回日本エッセイスト・クラブ賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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- 評価
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Book Lover Mr.Garakuta
6
江戸の町人文化の話。伊能忠敬とか興味深い。小林書店で、購入。2018/12/24
卯月
4
表紙:しゅー、漫画:かのえゆうし。1651、4代家綱就任と由井正雪の乱から、1828シーボルト事件まで。冒頭で1715の江戸を描いてから遡るので、年代把握が狂うが。一口に江戸時代と言っても本書の中で177年経過、明治維新~現在より長い(汗)。一見似た格好してるだけで、ほぼ別時代だよなぁ。そりゃ冒頭で子供だった直吉(架空キャラ)が3章で隠居にもなるわ……。1章が5代綱吉と元禄文化、2章が8代吉宗と享保の改革、3章が田沼時代、4章が寛政の改革(松平定信)と化政文化。内政と文化の話ばかりだが、何故か華やかな巻。2021/01/10