出版社内容情報
歴史学習の最先端は「東大流」今こそまんがで読みたい『日本の歴史』第9巻東大の入試問題や近年の歴史教育の現場で、今最も重視されているのは「歴史の大きな流れをつかむ」こと。歴史の流れがおもしろいほどよく分かる最強歴史まんが! 第9巻は「江戸時代前期」。
山本 博文[ヤマモト ヒロフミ]
監修
内容説明
朝鮮侵略のさなかに秀吉が没し、世の中は再び騒然となる。関ヶ原の合戦で石田三成を破った徳川家康は、江戸に幕府を開き265年間にわたる平和な時代を作りあげた。第3代将軍徳川家光は、参勤交代を制度化し、ポルトガル人を追放して鎖国を行う。しかし、この時代にも長崎などから海外の商品や文化は入ってきていた。また東廻り航路や西廻り航路が開かれ、全国的に商品が流通するようになった。
目次
第1章 徳川家康と江戸幕府
第2章 家光と天下太平の世
第3章 江戸幕府と国際関係
第4章 産業の発達と新しい技術
著者等紹介
山本博文[ヤマモトヒロフミ]
1957年岡山県津山市生まれ。東京大学文学部国史学科卒業。現在、東京大学史料編纂所教授。文学博士。92年『江戸お留守居役の日記』で第40回日本エッセイスト・クラブ賞を受賞。著書多数。NHK Eテレ「知恵泉」などテレビやラジオ番組などにも数多く出演(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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卯月
3
表紙:川元利浩、漫画:備前やすのり。基本的に1600関ケ原戦後処理から、初代将軍家康→2代秀忠→3代家光まで。1~2章が冬・夏の陣を経て、幕藩体制を固める政治的な話。きまりと仕組み。安定化を目指す時代だから仕方ないが、ごめん、戦国に比べて展開が地味(苦笑)。3章の国際関係(南蛮貿易、島原の乱、禁教令・鎖国)と、4章の産業発展は、初耳が多くて面白かった。4章は河村瑞賢が東廻り航路(1671)・西廻り航路(1672)開いた後みたいなので、4代家綱(在職1651~80)の時代だと思う。家綱本人は登場しないけど。2020/11/14