出版社内容情報
あたりまえの生き方が壊れる。
パンデミックのさなかに哲学者が考えたこと。
新たな日常を生きるための哲学入門。
内容説明
あたりまえの生き方が崩れる。一変した世界を私たちはどう生きるか。何が起ころうと、なぜか世界は、人生は「ある」。と同時に、つねに危機に瀕してもいる。そのような「ある」を、深々と味わうために。
目次
第1部 あたりまえの生き方が崩れる(分かれる―危機;ある―存在;溢れる―過剰;味わう―享受)
第2部 死すべき者たち(応える―服従と肯定;逸れる―逃走;ひとり―孤独;自らと自ずから―自由と自然)
著者等紹介
斎藤慶典[サイトウヨシミチ]
1957年生まれ。慶應義塾大学大学院文学研究科博士課程修了。哲学博士。現在、慶応義塾大学文学部哲学科教授。専攻は現象学、西洋近・現代哲学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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