出版社内容情報
命の危険も顧みず、幕閣に蠢く陰謀を暴け!面白さ倍増のシリーズ新章始動!湯島天神の境内で強請りに居合わせた隠密同心の市松。どうやら脅迫のネタは幕府を揺るがす密約の書付らしい。事実を知る関係者が闇に葬られていることを知り、市松は真相解明に乗り出す。だが、背後には三千石の旗本松尾主水と、幕閣で権勢を誇っている老中本柳越後守が控え、うかつに手を出せない。密約の内容とは? やがて旗本の中間として潜入した市松に魔の手が……。危うし市松!面白さ倍増のシリーズ新章、第一弾!
小杉 健治[コスギ ケンジ]
著・文・その他
内容説明
湯島天神の境内で強請に居合わせた隠密同心の市松。どうやら脅迫のネタは幕府を揺るがす密約の書付らしい。事実を知る関係者が闇に葬られていることを知り、市松は真相解明に乗り出す。だが、背後には三千石の旗本松尾主水と、幕閣で権勢を誇っている老中本柳越後守が控え、うかつに手を出せない。密約の真意とは?やがて旗本の中間として潜入した市松に魔の手が…。危うし市松!面白さ倍増のシリーズ新章、第一弾!
著者等紹介
小杉健治[コスギケンジ]
1947年、東京都生まれ。「原島弁護士の処置」でオール讀物推理小説新人賞、『絆』で日本推理作家協会賞、『土俵を走る殺意』で吉川英治文学新人賞を受賞。社会派推理小説や時代小説で活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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いつでも母さん
140
隠密同心・市松の新章・・あゝ、幾らなんでも市松=市造=市九郎って、もうどこかでバレないかとひやひやしやしましたよ。まぼろし小僧・文吉が盗んだモノが実は旗本の知行地境界争いに端を成していることなのかーその陰で幾人もが葬られるのは何故なのかー今また新しい任務が始まった。供はなんと文吉だ。おつたやおさとのためにもきっちり探って戻っておいでな。2018/07/11
とし
90
隠密同心 闇の密約(一)7巻。旗本と老中が絡む事件複雑な隠密任務になりましたね、隠密同心て市中探索が中心では?市松さんちょっと過酷すぎる。2018/08/26
Makoto Yamamoto
9
久しぶりの小杉健司作品で、のっけから3シリーズ目とか。 (一)らしく、登場人物の背景がわかるような物語の展開。 主役は市松かと思われるが、その相手役も登場し次巻以降に興味を持たせてくれる。 このシリーズを読み終えたら、最初から読み始めようと思う。2023/11/05
goodchoice
5
読むタイミングがやや開いたので最初はストーリーについていきずらかったが読み進むうちに面白さが増してきた。この様子だとまだまだ続きそうなので先が楽しみだ。2018/10/20
犀門
4
No.147★★★☆☆少々ややこしーw。2018/08/13