内容説明
1980~90年代、ゲーム業界は「青春期」だった。そんな時代に大奮闘したゲームクリエイターたちの熱くて、若くて、いきすぎた思い出をたずねたい―。『うつヌケ』『ペンと箸』とレポート漫画を描いてきた田中圭一が今回、話を聞いたのは誰もが知るあの有名ゲームの生みの親たち!!!!
目次
第1話 ファイナルファンタジー7
第2話 アクアノートの休日
第3話 メカ生体ゾイド
第4話 龍が如く
第5話 MOTHER
第6話 星のカービィ
第7話 初音ミク
第8話 プリンセスメーカー
第9話 電脳戦機バーチャロン
第10話 どこでもいっしょ
第11話 ぷよぷよ
著者等紹介
田中圭一[タナカケイイチ]
1962年5月4日大阪府枚方市生まれ。近畿大学法学部卒業。大学在学中の83年、小池一夫劇画村塾(神戸校)に第一期生として入学。翌84年、『ミスターカワード』(『コミック劇画村塾』掲載)で漫画家デビュー。86年開始の『ドクター秩父山』(『コミック劇画村塾』ほかで連載)がアニメ化されるなどの人気を得る。大学卒業後はおもちゃ会社に就職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゼロ
108
有名なゲームクリエイターのインタビューを手塚治虫風の漫画にして、一冊の本にしたもの。一昔前のゲームが多く、FFやMOTHERなど懐かしいタイトルがありました。当時のゲームクリエイターは、何を考えて作っていたのか。一人一人のインタビューが短いページで描かれているので、さらっと読めます。2021/01/22
ミライ
32
「うつヌケ」の田中圭一さんによる、現在も現役で活躍するゲームクリエイターの青春時代のレポ漫画。「ファイナルファンタジー」の坂口博信さん、「龍が如くの名越稔洋さん、「星のカービィ」の桜井政博さんなどなどかなり豪華なラインナップ。作中のクリエイター全員に共通するのは圧倒的なモチベーションと熱量、表紙の一番頂上に、伝説のゲームクリエイター飯野賢治さんがいるのが非常にイイ(もちろんマンガの中にも登場します)。2019/04/17
陸抗
18
有名なゲームを作ったクリエイター達の、インタビュー漫画。FF7のグラフィックの衝撃は覚えてる。プリンセスメーカーは、コンプティークで見てたときはものすごく盛り上がってたので、移植したときにFF7に負けたのは知らなかった。あと、MOTHERは出会えて良かった作品だと今でも思ってるし、感謝してる。トロ、未だにポケステ持ち歩くのは私位だろうね…。2019/04/01
ルート
13
定番となっているゲームが産み出された背景を、産みの親にインタビューしたマンガ。最新のゲームもいいけれど、いろんな背景を踏まえて、過去の名作を遊ぶのもまた面白い。成功したからこういう本になるんだろうけど、中にはチャレンジのまま終わるプロジェクトもあるんだろうなぁ。2019/08/31
甘栗
8
有名な小説やマンガは作者の名前をしってたりするもんだけど、ゲームって、そういや、あんまり知られていないのかも・・・。確かに、小説とかと違って1人で全部作れるものでは(ごく一部の例外を除いて)ないだろうし、メーカーが前面に出てきてたりするもんなぁ。本巻では、ゲーム好きであれば一度は聞いたことのあるヒトが割と中心。制作当時は今とイロイロ環境もちがうのだけど、アプリゲームがホイホイと出てきてしまう、今日この頃と比べてみると感慨深いものも。あっ、堀井雄二氏やさくまあきら氏はこの続きに登場するのかな?2019/05/02