出版社内容情報
認知症の祖母を介護する孫が、赤裸々な気持ちをつづった実話コミック!「クラスに必ず一人はいた、汚い子ども。それが私だった」。ド貧乏だった子ども時代。だけど、優しくて凛とした祖母が、いつもそばにいてくれた。その祖母がやがて認知症になり、介護をすることになった時、孫の心に募るのは――。ふと思い出す、あの頃のこと。介護がままならない苛立ち。目を背けてきた、後ろめたい気持ち。 ツイッターほかで話題になった「しかばね先生」の漫画エッセイが、全面改稿されて刊行。きれいごと一切なしで綴った、感動の≪心の介護≫コミック!
しかばね先生[シカバネセンセイ]
著・文・その他
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
鷺@みんさー
31
うーん…これは、かなりきっつい、なぁ。ちょっと自分の心に余裕がないと、かなりしんどい。介護テーマに限らず、メンタル鬱になる系の実録マンガはたくさん読んで来たけど、この作者は絵のインパクトとか、ピンポイントなえぐられ方とか、かなりのダメージなんだよな。いや褒めてんだけども。介護に至る前から、トラウマ挿話の連続で痛い痛い。血がぼとぼと落ちる感じ。とてもいい具合に接してくれた友人のお母さんは、まさかあんなことになっちゃうし。おばちゃんは、きっと沢山呑み込んで生きてきたんだろうね。最後が穏やかだったのが救いか。2025/09/25
じょり
12
昨年購入していたマンガ。ネットで連載されており全話読んでいたつもりだったが、他のところに掲載されていた部分もありマンネリなく読むことができた。しかし、これだけ負の感情を、素直に表現された作者はすごい。だからこそ、現在仕事もしくは家庭で介護を行っている人、特に若い人たちに手に取って読んでもらいたい。始めたことは感情コントロールできなくて自分が壊れそうになる。そういうことは誰にでも起こりうる。貴方一人だけじゃないんだよって知ってほしい。2019/01/22
ぷりたかま
4
★★★2020/03/07
川原 健太郎
1
18-12/32018/07/14