出版社内容情報
昼は婿殿、夜は隠密。 御庭番vs.裏柳生! これぞ忍者時代劇!御庭番の倉沢家に婿入りした凄腕の忍び・喬四郎は、旗本の小普請組支配組頭が相次いで急死した事態をうけ、吉宗より探索を命じられた。調べをすすめると、金で仕事を請け負う"はぐれ忍び"の集団の影が……
藤井 邦夫[フジイ クニオ]
著・文・その他
内容説明
御庭番の倉沢家に婿入りした凄腕隠密・喬四郎。義父と義母のやり合いを受け流しつつ隠密御用につとめていた折、風魔の老忍び、喜平と出会う。喜平は、金で雇われて働く忍びが集う忍び宿を塒としていた。ある日、茶道具屋から二千両が奪われる。吉宗の命を受け、喬四郎が喜平の伝手を使って賊を追うと、裏柳生の忍びの影が。さらに背後には、大胆不敵な野望が潜んでいた。忍者同士の非情と友情が交錯する、人気シリーズ第3弾!
著者等紹介
藤井邦夫[フジイクニオ]
1946年北海道生まれ。脚本家、監督として数多くの刑事ドラマ、時代劇を手がける。主な脚本作品として、『特捜最前線』『水戸黄門』などがある。2002年、時代小説家としてデビュー。一躍人気作家となる。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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とし
88
江戸の御庭番「忍び崩れ」3 巻。藤井作品、小さな事件からやがては幕府転覆にいたる事件に、そして解決してみれば徳川家光の陰謀まで遡る。息抜きに蕎四朗と妻佐奈、義父左内と妻静乃の掛け合い、読みやすい面白いですね2019/03/11
ひ ろ
5
★★★☆☆2021/04/23
ekoeko
2
シリーズ3作目。由比正雪宛ての密書を巡る陰謀。才蔵じいさんが颯爽としていてナイスでした。2019/04/01
さるお
0
大それた陰謀を見事に解決。今巻もスカッと読了。忍び同志のつながりには興味ひかれる。 喬四郎と才蔵の関係はどうなっている?幼なじみとはいえ、二人のやりとりは主従関係が成り立っていないように感じる場面が少なくない。2020/07/25
kikimimi01
0
☆32019/08/11