出版社内容情報
未解決事件の犯人を、被害者の霊に聞く!?霊媒師の柳井と中学の同級生だった片山義太郎は、妹・晴美、ホームズとともに3年前の未解決事件の被害者を呼び出す降霊会に立ち会う。しかし、妨害工作が次々と起きて――。超人気シリーズ第41弾。
赤川 次郎[アカガワ ジロウ]
著・文・その他
内容説明
3年前、5歳の少女・菱倉七重がホテルが殺害された。未解決のまま時は過ぎたが、ある日、母親である良子は、霊媒師の柳井幻栄に娘の霊を呼び出して欲しいと依頼する。ひょんな縁から、その場に居合せた片山と晴美は、柳井が主催する降霊会へ参加することになった。しかし、事件の関係者が集まる中、真実を知られたくない人たちから、次々と邪魔が入ってしまい―。無事に犯人を見つけられるのか!?人気シリーズ第41弾。
著者等紹介
赤川次郎[アカガワジロウ]
1948年、福岡県生まれ。76年、「幽霊列車」で第15回オール讀物推理小説新人賞を受賞し、デビュー。2006年、第9回日本ミステリー文学大賞、16年、『東京零年』で第50回吉川英治文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
黑春
11
それと同じだ。ここには七重の五歳の少女の、生命に溢れた輝きがあった。今、早夜の感覚は、その輝きの残像を捉えていた。2019/11/20
白雪ちょこ
9
最初の方の展開までは、いつも通りユーモアミステリー感があって、スラスラ読めたのだが、最後のオチと犯人の動機がとても気持ち悪く、胸糞悪いオチとなってしまってた。 三毛猫シリーズに至っては、とても残念な作品となってしまった。 幼女事件は現実的にも様々で沢山あり、未解決なものもある。 こういったロリ変態野郎は、気持ち悪すぎていなくなってほしいと願う。
トマト
6
一気読み。5歳のときに殺された娘の霊を霊媒師に呼び出してもらい、事件の真相を暴こうとする話。殺人にも霊媒にも様々な人たちが裏で絡んでいて複雑だった。2018/07/15
読書好き・本屋好き堂
4
シリーズ第41弾。 3年前、5歳の少女・菱倉七重がホテルで殺害された。 未解決のまま時は過ぎ、ある日、母親の良子は、霊媒師の柳井幻栄に娘の霊を呼び出して欲しいと依頼する。 またまた偶然、片山兄妹らご一行様も参加することに😅 事件は、思わぬ展開に?! 久々にほっこり系からミステリーに😊 今回もやっぱり面白かったです!2023/12/26
a
4
犯人めっちゃ気持ち悪い、、このシリーズでいちばん無理。2022/12/03