角川文庫<br> デカルコマニア

個数:
電子版価格
¥748
  • 電子版あり

角川文庫
デカルコマニア

  • 提携先に在庫がございます【僅少】
    通常、5~7日程度で出荷されます。
    ※納期遅延や、在庫切れで解約させていただく場合もございます。
    (※複数冊ご注文はお取り寄せとなります)
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷予定日】
    通常、5~7日程度で出荷されます。

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫状況は刻々と変化しており、ご注文手続き中やご注文後に在庫切れとなることがございます。
    ◆出荷予定日は確定ではなく、表示よりも出荷が遅れる場合が一部にございます。
    ◆複数冊をご注文の場合には全冊がお取り寄せとなります。お取り寄せの場合の納期や入手可否についてはこちらをご参照ください。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 336p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041069158
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

きみも時間旅行をしてみたくないか――?時空を超えて漂流する一族のサーガきっかけは図書室でみつけた一冊の古書だった。亀甲文字で印刷された中世の書物にぼくは夢中になる。時間旅行装置《デカルコ》で時を隔てた世界を行き来する者たち、その実用化を目指す国際的な研究機関ICOD、突如現れては、運命の女について語って去ってゆく謎めいた少年……メビウスの輪のようによじれた時空間を自在に移動し、とある海洋国でかつて栄華を誇った一族の奇妙な足跡と家系図の迷宮を描いた壮大なサーガ。

長野 まゆみ[ナガノ マユミ]
著・文・その他

内容説明

きっかけは図書室でみつけた一冊の古書だった。亀甲文字で印刷された中世の書物にぼくは夢中になる。時間旅行装置“デカルコ”で時を隔てた世界を行き来する者たち、その実用化を目指す国際的な研究機関ICOD、突如現れては、運命の女について語って去ってゆく謎めいた少年…メビウスの輪のようによじれた時空間を自在に移動し、かつて栄華を誇った一族の奇妙な足跡と家系図の迷宮を描いた壮大なサーガ。

著者等紹介

長野まゆみ[ナガノマユミ]
東京都生まれ。1988年『少年アリス』で文藝賞を受賞しデビュー。2015年、『冥途あり』で泉鏡花文学賞、野間文芸賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

佐島楓

56
風変りな題名に惹かれて手に取った。思ったよりも物語の世界に入っていくのに時間がかかった。読了しても著者のたくらみをつかみ切れていないなと感じる部分が多く、解説が理解の一助となった。2018/08/08

エドワード

29
まさにメビウスの輪!一読では解らず、二度目はメモを取って読んだが、完全には理解出来ていない。でも雰囲気は解る。映画でも時々あるね、雰囲気だけ楽しんで帰ること。主要な舞台は20世紀のイタリア?っぽい街。貴族や漁師や灯台守がいる時代。そこへ23世紀から未来人が漂着する。タイムマシンはハコブネだ。SFと中世のハーモニーが創り出すめくるめく世界。未来人と記述されていない、意外な人物が未来人だったりする。少年少女の髪や瞳の描写が「読む少女漫画」だ。小谷真理さんも書くとおり、私も即座に竹宮恵子の絵が脳裏に広がったね。2019/08/06

たぬ

23
☆2.5 うーん物足りない…なんか観察記録を読んでるみたいで盛り上がりに欠ける。わりと読みやすい文章ではあったから全部読み切ったけど(とはいえ最後のほうはやや斜め読み状態)。収穫があるとすればレモンドーナッツがたまらなくおいしそうってことかな。2022/06/15

冬見

21
時間の上を行きつ戻りつしながら生きる一族の物語。時間旅行装置《デカルコマニア》に乗って未来からやって来る者たちと時間の中を渡り歩く者たち。語り手はいつだって本当のことを言っているつもりで、だからこそ真実にはなかなか手が届かない。ぐらぐらと脳みそを揺らしながら、時間と空間の坩堝に呑み込まれてゆく。始まりから終わりまでたいへん長野まゆみ的で大満足。新世界やカルトローレの匂い。読み終わった後、家系図を書くのが楽しかった。2019/01/15

Yuri

19
250年という時空を超えて行き来する壮大な物語。登場人物も時系列もややこしいのですが、すんなり読めるのは流れるような日本語の美しさなのかも。2022/02/13

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/12920490
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。