出版社内容情報
訪れた者は、この場所で自らの業と向き合う。それがこの《館》のルール。札幌市にある古びた屋敷。そこに辿り着けるのは、ある条件を満たした者だけ。さまざまな理由で屋敷を訪れた人々は、謎多き住人たちに罪を暴かれてゆくことに。ロジックの名手が紡ぐ、極上“館”ミステリ!
石持 浅海[イシモチ アサミ]
著・文・その他
内容説明
北海道札幌市にある大きな屋敷。公園と同じ名の表札を掲げるその建物に吸い寄せられるように足を踏み入れた客の境遇はさまざまだ。「友人と、その恋人」を連れた若者、「はじめての一人旅」に出た小学生の女の子、「徘徊と彷徨」をせざるを得ない中年男性、「今度こそ、さよなら」をするために過去をひもとく女性…。屋敷を訪れた人々は、謎多き住人に真実を暴かれてゆくことに。ロジックの名手が紡ぐ、極上“館”ミステリ!
著者等紹介
石持浅海[イシモチアサミ]
1966年愛媛県生まれ。九州大学理学部卒。97年、鮎川哲也編『本格推理11』に短篇「暗い箱の中で」を発表、2002年『アイルランドの薔薇』で長篇デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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