出版社内容情報
石高は小さいけれど大大名!喜連川藩内に不正の影?喜連川藩で御前試合の開催が決定した。勝者は名家の剣術指南役に推挙されるという。喜連川藩士・天野一角の息子・清助も気合十分だ。だが、その御前試合に不正の影が。一角が密かに探索を進めると……。
稲葉 稔[イナバ ミノル]
著・文・その他
内容説明
喜連川藩で御前試合の開催が決定した。勝者は老中職の名家の指南役に推挙されるため、演武場の子弟は目の色を変えていた。だが道場の練達者が闇討ちにあい、御所には「御前試合の裏に計策あり」との捨文が。藩の中居・天野一角は、密かに探索に動き出した。一角の息子・清助は、上役の娘に密かに想いを寄せる一方、道場の様子を探るが―。しだいに明らかになる謀略。そして清助に訪れる大きな試練とは?感動の時代長編!
著者等紹介
稲葉稔[イナバミノル]
1955年、熊本県生まれ。脚本家・放送作家などを経て、94年に作家デビュー。近年は時代小説に力を注いでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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とし
80
喜連川の風 明星ノ巻(二) 。今回は喜連川藩地元での物語ですね、天野一角の息子清助を中心に物語が進んでいるようですね。2019/04/27
かずぺん
4
読了です。満足しました。親子愛、組織愛、愛国心、自己愛などの様々な愛が語られていたように思います。2021/07/05
ひさか
3
2018年11月角川文庫刊。書下ろし。喜連川の風シリーズ6作目。明星の巻の2巻目。前巻同様の江戸の話かと思いきや、喜連川藩内に舞台を写してのストーリー。清助の将来を考えてしまう局面があって、一角と一緒に、先の時代を考えてしまいました。明星の巻のキーパーソンは清助かな。2019/01/28
犀門
1
No.207★★★★☆2018/12/27
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