出版社内容情報
旭 晴人［アサヒ ハルト］
著・文・その他
内容説明
プライドが高いがゆえに就職が決まらなかった蒼衣は、熱中するダイビング以外の時間を持て余していた。そんなある日、ドルフィントレーナーの求人を父から聞き、泳げる仕事ならと試験を受けてみることに。難関の選考を通過し、晴れて採用された蒼衣は相棒のイルカ、ビビと共にショーデビューを目指して働き始める。しかしその矢先、イルカには致命的な異変がビビに見つかり―。水しぶきの舞うひと夏を描く、青春お仕事小説！
著者等紹介
旭晴人［アサヒハルト］
１９９５年、広島県生まれ。２０１７年、カクヨムで実施された「角川文庫×カクヨム この仕事がおもしろい！『働くヒト』小説コンテスト」で大賞を受賞。１８年春より中学校で教師として勤務している（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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ぽぽ♪
33
プライドが高くて仕事が決まらず、高慢ちきな蒼衣に父の紹介でドルフィントレーナーの仕事をする事になり…最初は鼻持ちならない蒼衣だったけど、イルカのビビに出会い、そして海鳴水族館のメンバーのお陰で一人前のドルフィントレーナーに成長する姿と、天使のような凪との関係も上手くいきそうだし、読了感は爽快でした。水族館メンバーの海原が中々良いキャラでお気に入りでした。2018/11/07
よっち
32
大学卒業後もダイビング以外は興味を持てず、就職も決まらない蒼衣。そんな彼がドルフィントレーナー採用試験でイルカやトレーナーの凪たちと出会いのめり込んでゆくお仕事小説。そこそこ器用だけれどプライドが高い蒼衣が魅せられ、仲良くなった相棒イルカ・ビビと共に目指すショーデビュー。熱くなるとつい周りが見えなくなって失敗するその性格は、一方でまっすぐでひたむきな一面もあって、イルカには致命的な異変が見つかったビビやイルカを愛する仲間とともに、その危機を乗り越えるべく奮闘し成長してゆく姿にはぐっとくるものがありました。2018/05/16
coco夏ko10角
23
ドルフィントレーナー青春お仕事小説。展開にはご都合もあるけど、ビビとの絆とか主人公の成長とか色々よかった。特に水面→空中のときの描写とかうまい。しかし蒼衣の能力すご…すごすぎて自分がこのショーの観客だったら不安になって楽しみきれないだろうなぁ。2020/06/12
アズマ
19
すごく勢いがあって明るくて前向きな話でした。 オーナーが言ってた通り、水族館だから経営のことも考えなくてはいけない。でもだからこそ蒼衣の行動がすごいと思いました。2018/10/06
彩灯尋
8
水族館、ドルフィントレーナーのお仕事小説。最初の主人公の性格で挫折しそうになったけど、読み進めるとどんどん世界に入り込めた。イルカの圧巻のショー。高揚感で鳥肌が立った。面白かった。2022/07/11
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