出版社内容情報
警察小説の旗手が放つ、企業謀略ミステリ!大手総合商社テイゲンに、同社と旧ソ連の不適切な関係を指摘する文書が届いた。現会長の糸山が、30年前に旧ソ連のスパイ活動を行ったというものだった。警察に届けるわけにいかないテイゲンは、秘密裏に危機管理会社「TCR」に解決を依頼。元刑事の長須恭介が真相究明に動き出す。そして犯人から現金10億円を要求する第二の脅迫状が届けられた。長須は、正義とクライアントの利益に葛藤しながら、巨大企業の“闇”に挑む。
堂場 瞬一[ドウバ シュンイチ]
著・文・その他
内容説明
大手総合商社テイゲンに、同社と旧ソ連の不適切な関係を指摘する文書が届いた。現会長の糸山が、30年前に旧ソ連のスパイ活動を行ったというものだった。警察に届けるわけにいかないテイゲンは、秘密裏に危機管理会社「TCR」に解決を依頼。元刑事の長須恭介が真相究明に動き出す。そして犯人から現金10億円を要求する第2の脅迫状が届けられた。長須は、正義とクライアントの利益に葛藤しながら、巨大企業の“闇”に挑む。
著者等紹介
堂場瞬一[ドウバシュンイチ]
1963年茨城県生まれ。青山学院大学国際政治経済学部卒業。2000年『8年』で第13回小説すばる新人賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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涼
67
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2021/12/post-73c238.html 企業秘密に取り組む危機管理会社が、企業の闇を暴きます。2021/12/29
カブ
51
心に傷を負い、警察を退職した主人公長須が転職先の危機管理会社で再生、復活する物語。前半、長須がウジウジ、煮え切らない感じが続くのが耐えられなく、落とし所が見えないことに挫折しそうになりました。後半、事件は解決に向かってテンポが上がります。結末については、民間の調査機関のためスッキリしない感じ。2018/12/19
hippos
16
長須グズグズと美和のサッパリ感でちょうど良いコンビか?美和は好きなキャラなのでこの先もコンビ組んで欲しい?2018/10/29
しげき
15
ミステリーが好きなので楽しく読めました。WOWOWで映像化してほしい作品です。2021/11/24
アンベラー
12
父親の死を気かけに警察を辞めて企業相手のリスク管理会社に勤める長須 結局警察と変わらない捜査をしたり、追跡して怪我をしたりで自分の居場所を探している感じ民間でここまでするのかな 古い活字のワープロは何だか懐かしかった2021/09/14
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