角川文庫<br> 撫子が斬る〈上〉―女性作家捕物帳アンソロジー

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撫子が斬る〈上〉―女性作家捕物帳アンソロジー

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  • サイズ 文庫判/ページ数 384p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041066492
  • NDC分類 913.68
  • Cコード C0193

出版社内容情報

女性作家8名による、色とりどりの「捕物帳」アンソロジー!宇江佐真理、澤田瞳子、藤原緋沙子、北原亞以子、藤水名子、杉本章子、澤田ふじ子、宮部みゆき――当代を代表する女性作家8名による、色とりどりの捕物帳アンソロジー。宮部みゆき選、日本ペンクラブ編。

宮部 みゆき[ミヤベ ミユキ]
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日本ペンクラブ[ニホンペンクラブ]
編集

内容説明

髪結いの伊三次は、独立し所帯を持つために貯めた三十両を盗まれるが、犯人は岡っ引きの留蔵の弟分・弥八だと判明し…(「星の降る夜」)。夫・清兵衛の財布から五両が盗まれたことに気づいたおときは、愛人の松太郎が盗んだと思い、新たに五両を工面するが―(「律儀者」)。魚の棒手振りを商う角次郎は、伊勢屋から千両で鰹を買いたいと持ち掛けられ…(「鰹千両」)など全八編を収録。女性作家による捕物帳アンソロジー。

著者等紹介

宮部みゆき[ミヤベミユキ]
1960年東京都生まれ。93年『火車』で山本周五郎賞、99年『理由』で直木賞、2001年『模倣犯』で毎日出版文化賞特別賞、02年司馬遼太郎賞と芸術選奨文部科学大臣賞、07年『名もなき毒』で吉川英治文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

おか

47
宮部みゆきさん選なので読んだ。表紙絵がなんとも、、、しかし中身はきちんとした大人の物語w 宇江佐真理さんの「星の降る夜」はお馴染みお文と伊三次の物語、澤田瞳子さん、藤原緋沙子さん、藤水名子さん、杉本章子さん、澤田ふじ子さんは多分初読み作家さん。澤田瞳子さんの「初雪の坂」は既視感があるので、もしかしたら映像で観たのかもしれません。そして最後に出てきた宮部さん!懐かしい!茂七親分や稲荷寿司屋のおやじさん あ~~~やっぱりいいなぁ2022/09/25

ドナルド@灯れ松明の火

20
宮部さん選の女流作家の捕り物帳。既読物もあったがいい選択である。いいものを選びすぎて上下巻にしたんだろうな。 お薦め2020/03/26

ごへいもち

18
○→杉本章子、宮部みゆき、藤原緋沙子。興味を持てなかった→澤田ふじ子、藤水名子。イマイチ→宇江佐真理、澤田瞳子。?→北原亞以子2023/05/11

ヨッコ

17
女流作家さんたちの捕物帳。女性ならではの視点や心情の描写が良かった。2020/05/25

くるみみ

13
やっと読めた!女性作家のみの捕物帳アンソロジー上巻。初っぱなの宇江佐さん、の伊三次シリーズしばらく読んでないんだけれど、やっぱいいな。感触にしっとり艶があるのが好み。最後の宮部さんの『鰹千両』読んだはずなのにすっかり忘れてたから、茂七親分が事のあらましがおおかた見えてきたって言ってる段階でも全然見えなくて(どうせ前回もだから)またしんみりした。初読みの杉本章子さん『水雷屯』が収録されている信太郎人情始末帖は機会があったら読んでみよう。 2020/07/25

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