角川文庫<br> 火の鳥〈2〉未来編

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角川文庫
火の鳥〈2〉未来編

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  • サイズ 文庫判/ページ数 304p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041066317
  • NDC分類 726.1
  • Cコード C0179

出版社内容情報

手塚自身が最後に手を入れた、ファイナルエディション版!西暦3404年。地球最後の都メガロポリスは戦争勃発で放射能におおわれる。恋人タマミをはじめあらゆる生物が死に、一人残ったマサトは、火の鳥に地球復活の命を受ける。孤独で過酷な三十億年の試練を経、ようやく人類創造を達成。壮大でかつ神秘的な銀河宇宙を背景に文明=人間の鵜よさと愚かさを描く感動作。
新装版豪華企画:描き下ろしトリビュート・コミック しりあがり寿



手塚 治虫[テヅカ オサム]
著・文・その他

内容説明

西暦3404年。地球最後の都メガロポリスは戦争勃発で放射能におおわれる。恋人タマミをはじめあらゆる生物が死に、1人残ったマサトは、火の鳥に地球復活の命を受ける。孤独で苛酷な30億年の試練を経て、マサトは人類創造を達成。壮大でかつ神秘的な銀河宇宙を背景に文明=人間の強さと愚かさを描く活動作。新装版にあたり、各巻、虫ヴォイスや創作の背景がよくわかる充実の解題収録。

著者等紹介

手塚治虫[テズカオサム]
1928年、大阪府生まれ、兵庫県宝塚市で育つ。大阪大学附属医学専門部を卒業後、医学博士号を取得。勲三等瑞宝賞受勲。漫画の神様と呼ばれ、現代の漫画文化を築き上げた人物。代表作に『鉄腕アトム』や『ブラック・ジャック』(75年第4回日本漫画家協会賞特別優秀賞)、『陽だまりの樹』(84年第29回小学館漫画賞)、『アドルフに告ぐ』(86年第10回講談社漫画賞)など多数。89年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Nyah

45
生物が滅びて また現れて 進化して 栄えて 滅びた。そして何度目かの人間が いままたおなじ道を歩もうとしている。 「でも 今度こそ」と火の鳥は思う。「今度こそ信じたい」「今度の人類こそ、きっとどこかで間違いに気がついて‥‥」「生命を正しく使ってくれるようになるだろう」と‥‥。/西暦3404年 地下に永遠の都を作り、人類は逃げ込んだ。電子頭脳に政治を丸投げにした結果‥/マサトは火の鳥に孤独な番人として選ばれてしまった 2021/10/11

星野流人

36
はるか未来の西暦3404年、隆盛を誇った人類が滅びへと向かう物語。それのみならず、火の鳥から永遠の命を与えられたマサトが人類の滅びた、その先の未来まで延々と見届けるのが凄まじかったです。描かれる年月があまりにも膨大で、それをずっとひとりで見守っていたのかと思うと、気が遠くなります。そして待ちに待った新人類の誕生で作品全体がひとつの円環を形作るのもまた、作品構成としてもすごいし、生命の愚かしさも表現していて凄かったです……! 2023/11/20

活字スキー

33
神話と歴史にまたがる古代日本を舞台とした黎明編から繁栄のピークを過ぎた西暦3404年人類の滅亡を描く未来編という、この振り幅の桁外れっぷりよ。いつ、どこで読んだのかや詳細は極めて怪しいものの、これは読んだことがあった。何はともあれ、どう考えてもムーピーがヤバすぎ。苦痛や恐怖や絶望もたいがい恐ろしく強大でほとんどの人間を殺せるだろうが、それ以上に、「望み通り好きなだけ見られる夢」に抗える人間など存在しないと確信する。ムーピーが現れた時点で人類の滅亡は約束されたようなものだろう。 2018/09/25

kamome46

29
火の鳥 未来編。もうこの一冊だけで手塚先生の伝えたいメッセージは要約されてるんじゃないの?と思った。人類の終焉と30億年後の再生をとおして、宇宙と生命のなりたちを描いている。主人公、山野辺マサトは火の鳥に永遠の命をさずけられる。マサトと火の鳥の邂逅のシーンが肝。宇宙は結局「生きもの」の一部=コスモゾーンであり、ミクロからマクロまで、すべては生きたる細胞である。素粒子の中に太陽が存在し、銀河系をはるか離れたところで、それは生物の細胞の内部にすぎない。輪廻観。巻末の手塚先生のメッセージ(1982年)が印象的。2021/12/14

gtn

27
人類が滅亡したその時、マサトは火の鳥の生血を飲み、不死いう名の地獄を得る。アメーバ状のものから人類に進化する様を何十億年も眺めるはめに、気の遠くなる時を経て登場した新しい人類も、同じ過ちを犯そうとする愚劣な生物だった。だが、著者は諦めていない。人間が人間足る確固たる哲学を共有すれば、滅びることはない。2023/11/08

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