角川スニーカー文庫 ラブノート―俺だけが知っているヒロインルートの攻略法

藤井 論理【著】

ＫＡＤＯＫＡＷＡ（2018/01発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 296p／高さ 15cm
• 商品コード 9784041065297
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

出版社内容情報

ネット小説に書かれたラブコメが―現実に!?　予測不可能な悶絶ラブコメ！高校デビューに失敗した光成に、突如モテ期が訪れた！
『急に積極的になる幼なじみ』『登校中、金髪の転校生と激突』『図書室で美少女に手を握られる』
しかしその彼女《ヒロイン》達との出会いは、ネット小説「ラブノート」のあらすじ通りの展開で――!?
戸惑う光成もお構いなしに「ラブノート」は次々更新され、ちょっとズレた“ラブコメ展開”とヒロイン達に振り回されるばかり。
しかもその作者は、ヒロイン達の中にいる!?

「ラブノート」を綴る“真ヒロイン”を探し出せ！　予測不可能な悶絶ラブコメ、開幕!!

藤井　論理［フジイ　ロンリ］
著・文・その他

富士フジノ［フジフジノ］
イラスト

内容説明

高校デビューに失敗した光成に、突如モテ期が訪れた！『急に積極的になる幼なじみ』『登校中、金髪の転校生と激突』『図書室で美少女に手を握られる』しかしその出会いは、ネット小説「ラブノート」のあらすじ通りの展開で！？戸惑う光成もお構いなしに「ラブノート」は次々更新され、ちょっとズレた“ラブコメ展開”とヒロイン達に振り回されるばかり。しかもその作者は、ヒロイン達の中にいる！？予測不可能な悶絶ラブコメ、開幕！

著者等紹介

藤井論理［フジイロンリ］
第２２回“春”スニーカー大賞特別賞受賞作『クラウは食べることにした』でデビュー（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[まりも]

ネット小説に書かれた事が現実になる。これはそんなラブコメ世界を舞台にした物語。おぉう、これはなんとも言えない独特な作品やなぁ。属性てんこ盛りなヒロイン、ラブコメからバトルまでいろんな要素を盛り込んだジャンルごっちゃ混ぜの展開。それに加えて終始ハイテンションなノリ。これらが混ざり合い、闇鍋のごとき味を醸し出し今作。正直色々と詰め込みすぎて訳分からん事になっており、このノリについて行く事が出来ませんでした。個々の要素は悪くないんだけど、全部が混ざるとただただクドイ。次回作に期待といったところか。

2018/01/03

[しぇん]

KindleUnlimitedで。メタ要素多めなSFラブコメ。後半は予想されてたけど展開がかなり飛んでたかなと。あとギミック上仕方ないですけどメインヒロインの影が薄かったかなと

2023/02/08

[かわゆきか]

なかなかの無理矢理設定が、逆に割り切って読めるくらい面白いラブコメでした。特にコメディが面白かったし、話のまとめ方も、何かまぁいっかって感じ。個人的には気に入りました。

2018/01/08

[KUWAGATA]

クラウの続きが読みたかったけど、これはこれで楽しめた。ただ、クラウでもそうだったんだけど、終盤のシリアス展開はちょっと全体の作風に合ってなくて、そこがちょっとちくはぐな感じだったかな。ギャグ寄りの部分の感性が非常に好みなので、この作者にはそっちの方向で突き抜けてもらいたい。これからも応援していきたいですね。

2018/01/08

[nawade]

★★☆☆☆　突然3人の美少女と急接近した光成、しかし、それはネット小説に書かれたラブコメが現実になっていたのだ。語り部を探すことになった光成を巡るちょっとズレたラブコメ。現実改変という能力を巡るストーリーであるが、属性を盛り込んだヒロインが4人登場し、其々の主張をした上、SF要素まで入り込んでいるので、コメディで終わっていればともかく、シリアス要素まで入ってくると、ごった煮状態となり、シリアス展開を上手く噛みしめることができなかった。

2017/12/30