日本人が海外で成功する方法

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日本人が海外で成功する方法

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  • サイズ B6判/ページ数 216p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784041065143
  • NDC分類 783.47
  • Cコード C0095

出版社内容情報

熾烈なサバイバル環境に飛び込む前に、選手にはやるべき「準備」がある――多くの選手が海外移籍を夢見ながら、早期帰国を余儀なくされるケースも多い。「成功」の定義はそれぞれでも足掛け11年、海外でプレーしてきた著者だからこそ伝えたいことがある。


契約をクラブ側と締結する時、気を付けなければいけないのは「サインをするまでは分からない」ということ。単に「いいオファーが来ている」というレベルの話は山のようにある。それを信じて、ぬか喜びして、話がまとまらなかったというのは日常茶飯事。(略)自分にも、そんなことが何度かありました。最たる出来事がサンテチェンヌへ行く前に降って湧いたPSGとシュツットガルトへの移籍話でした。(第一章)

次々と環境を変えていっても、やはり大事なのは、「最初の入りを失敗しない」ということ。(略)自分がいない状態のチームが結果を出してしまうと、もう入り込む余地がなくなってしまう。そうなる前に周囲の信頼を勝ち取ること。重要なポイントだと思います。(第一章)

異国で言葉の壁にぶつかることは頻繁にありますが、一番困るのが、ケガや病気になった時だと思います。(略)どういう治療を受け、どういうリハビリを進めていくのかは国やチーム、ドクターによっても考え方が異なる。言葉が分からないと、細かいニュアンスまでは伝えられないですし、相手の言っていることも分からない。(第二章)

海外移籍に踏み切るに当たって、1つ考えなければならない重要なポイントと言えるのが、家族の問題です。(第四章)

日本人が得意とする華麗な足元の技術やパスワークがなかったとしても、それだけで「レベルが低い」「格下」と断定してしまうのは、やはり違う。(第五章)


「年齢や属性が自分の身を守ってくれない世界で生き残るには、自分の力を見せるしかない――」
三浦知良氏 推薦!

<目次>
はじめに
第一章 エージェント、国、クラブ選び 
第二章 ピッチ内外で求められる語学力
第三章 僕が経験したトラブル
第四章 選手とは「商品」だ
第五章 世界での日本人選手の立場
おわりに

松井 大輔[マツイ ダイスケ]
著・文・その他

内容説明

足掛け11年、欧州で戦ってきた人間として、日本サッカーが強くなる方向に経験を還元したい―。

目次

第1章 エージェント、国、クラブ選び
第2章 ピッチ内外で求められる語学力
第3章 僕が経験したトラブル
第4章 選手とは「商品」だ
第5章 世界での日本人選手の立場

著者等紹介

松井大輔[マツイダイスケ]
1981年5月11日京都府生まれ。鹿児島実業高等学校卒業後、2000年に京都パープルサンガ(現・京都サンガ)加入。04年、フランスのル・マンに移籍。その後、サンテチェンヌ、グルノーブル・フット38、トム・トムスク、ディジョン、スラビア・ソフィア、レヒア・グダンスクを経て、14年にジュビロ磐田加入。17年、36歳にして海外8クラブ目となるポーランドのオドラ・オポーレに移籍。18年1月より横浜FC加入。日本代表として国際Aマッチ31試合に出場、1得点(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

こも 零細企業営業

20
松井選手自身が感じ考えた海外で成功するためのやり方がギッチリ書いてある。本人が現地で感じ、考えた事だから全てが一次情報。これは良い本だ。2020/10/29

yuya

15
長年の海外でのサッカー生活を経験した著者だからこそ言える「日本人が海外で成功する」方法論。どの項目も説得力があった。個人的に一番響いたのは語学力を磨けということ。あらゆるスポーツ選手に言えることだが、どんなに才能があっても、自分がプレーする国の母国語が理解できないと活躍は難しいように思う。2019/06/15

14
異国の地で上を目指しつつ、自国の為にも身を粉にして戦うことはこんなにも過酷なのかと考えさせられた。ネット情報では測れない、体感したからこそ分かる海外リーグの環境の厳しさ(&経営のカオス)も語られている▼読みやすいけれど、もう表面的なイメージや結果だけでは、サッカー選手を批判できなくなる本音の書。2019/12/19

bookshelf_yt07

5
【概要・感想】2010年南アW杯の活躍が思い出されるYSSC横浜の松井大輔選手。フランスをはじめ、ロシア、ポーランド、ブルガリア、タイでの経験や、日本サッカーの現状が分かる。サッカーで上を目指す場合、やはり海外で経験を積むことが重要なのだろう。2022/08/24

sidmar arai

3
ヨーロッパの様々なチームで活躍してきた松井大輔選手。 語学、適応能力、契約、チーム事情、体のメンテナンス、移籍のタイミング、監督交代、治安などなど、単身乗り込んで経験してこないとわからないようなことがたくさん書いてある。 こういう経験が次の世代に引き継がれていけば、日本の選手はもっと海外で活躍できるようになるだろうし、日本も強くなるだろうな。2018/12/13

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