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出版社内容情報
「私にとって、スーパーカブってなに?」小熊が選ぶ、カブとのこれから。両親も友だちも趣味もない、何もない少女だった小熊が、スーパーカブと出会って、もうすぐ1年。礼子・椎と今までよりも少し賑やかな毎日を過ごす彼女は、高校3年生になる。友だちと一緒の昼ご飯。当てもなく寄り道する放課後。バイクでしか出来ないアルバイト――カブは小熊の生活を変えた。「私はどこにでも行ける」東京の大学へ進学が決まり、新天地に思いを馳せる小熊だったが、大学生活は【バイク禁止】とわかり……。
トネ・コーケン[トネ コーケン]
著・文・その他
博[ヒロ]
イラスト
内容説明
両親も友達も趣味もない、何もない少女だった小熊が、スーパーカブと出会って、もうすぐ1年。礼子・椎と今までよりも少し賑やかな毎日を過ごす彼女は、高校3年生になる。友達と一緒の昼ご飯。当てもなく寄り道する放課後。バイクでしか出来ないアルバイト―カブは小熊の生活を変えた。「私はどこにでも行ける」東京の大学への進学を決め、新天地に思いを馳せる小熊だったが、大学生活は“バイク禁止”とわかり…。「私にとって、スーパーカブってなに?」小熊が選ぶ、カブとのこれから。“少女×バイク”青春小説第3弾!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
takaC
73
慧海の登場意義はよく分からなかった。南大沢が徒歩だけで不自由なく生活できるところだという見解には異議ありだな。2018/08/21
ひさか
63
2018年5月角川スニーカー文庫刊。大学生活のためにカブを手放すことを考えていた小熊が、考えを改めた時、ぐっと来るものがありました。小熊の考え方はとても堅実です。他、カブのノッキングの原因に行き着くところも、良い話です。2018/07/23
南北
62
小熊たちは高校3年生になり、進路の決断を迫られる。小熊は推薦入学を決めるが、女子寮がバイク禁止と聞いて悩む。礼子は進路を決められず、椎は大学受験を目指す。高校最後の夏は雑誌の企画で礼子とバイクで富士登山とか、大学の下見で都会に圧倒されたりとか、バイクの整備で失敗したりと忙しい日々を送る。また、恵庭椎の妹で高校1年の慧海(えみ)が登場。姉妹の身長差や慧海の「生き様」も相まって姉妹と小熊との関係がおもしろく描かれている。小熊にとってバイクは単なる交通手段ではない、必要不可欠な相棒になったのだ。2021/06/17
やっちゃん
55
女子高生を著者色に染めすぎているというかもう少し普通の女子高生に寄せた方が‥表紙みたいな表情する娘じゃなかろうし子供らしさが皆無。まあやってることはおじさん好みで好きなんだけどもっとゆるくていいかも。富士登山が興味深いがいまなら大炎上必至2024/08/07
Nao Funasoko
49
女子高生の世界に男性が好きな野外道具やらブランドといったアイテムをバンバン組み込むのってけっこうエモいですね(死語)(笑)。 個性的な新キャラ登場したと思ったらお姉ちゃんのほうが影薄くなった?? 主役&準主役も最初に比べキャラが変わってきてるな。 成長したといえばいいのかもしれないが初期設定がブレてきてる気もしないではない。 2020/08/13