出版社内容情報
下北沢発、フィンランド経由……。あなたは、異次元に行けると言われたら?「かもめ食堂」「めがね」などで知られる
俳優のもたいまさこさんに、コメントをいただきました。
「変わることをおそれるな、と言われたような
妙にスカッとした気持ちになれました。
不思議な森の奥から、静かに希望の光が射してくる。
そんな新しい物語だった」 もたいまさこ
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「本当なんですかね……ここに、異次元の世界があるって」
フィンランドの「ホテル・メデューサ」で出会った、日本から来た、年齢も性別もばらばらな4人。
人を(たぶん)殺してしまった男、何もかもうまくやれない女、妻に先立たれた男、子育てを終え第二の人生を始めた女。皆それぞれの事情でこの地にやってきていたが、共通しているのはどうやら、「異次元」や「メデューサ/くらげ」といった言葉、そして、地味にファンがいるお菓子「くらげキャラメル」に導かれて、ということのようだった。
さえざえと美しいフィンランドの森で、強い風が吹き抜ける。そして「向こうのほう」から来た、スミレという女性が案内したのは……。
異次元なんてあるわけない、けれど、あるかもしれない。この世界の、「本当の本当のこと」って、なに?
あなたは、異次元に行けるよと言われたら、行ってみますか? (フィンランド経由で)
ちりばめられたユーモアとフィンランドの空気に、心がすうっと楽になる、世界が広がるサプリ小説。
尾崎 英子[オザキ エイコ]
著・文・その他
内容説明
下北沢発フィンランド経由、「異次元」に行けると言われたら、あなたは?心が楽になるサプリ小説。
感想・レビュー
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