あるいて行くとぶつかるんだ

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  • サイズ B6判/ページ数 256p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784041064450
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

出版社内容情報

探検人生、74年。世界各地であたりにあたった!マイナス50℃から50℃(気温差100℃!)、無人島から大都市まで――様々な場所を旅してきた行動派作家の最強“体あたり”エッセイ! 痛快と、ちょっと哀愁。 
シーナがあるいて行ってぶつかったコト・モノ・ヒト
●後ろからぶつけられたタクシー事故
●シートベルトがない飛行機の座席
●七人乗りアクロバティックな家族バイク
●ヘビ踊りと全裸大の字部長
●青黴、赤黴、マダラ黴、糜爛藻混入超まずいビール
●馬の背負い投げ
●目玉のない遺体
●旬のエビ入りラーメン
●専門書『サイバネテクスの基礎概念』 etc...

椎名 誠[シイナ マコト]
著・文・その他

内容説明

マイナス50℃から50℃(気温差100℃!)、無人島から大都市まで―。探検人生、74年。様々な場所を旅してきた行動派作家の最強“体あたり”エッセイ!世界各地で痛快と、ちょっと哀愁。あたりにあたった!シーナがあるいて行ってぶつかったコト・モノ・ヒト。

目次

世界超まずいビール大会
インド上空ニワトリ騒動
アムチトカ探検記
伊香保温泉社員旅行騒動記
吉例、年末粗大ゴミ合宿
飛行機に乗る前に越えねばならない柵
葬送の列
メコン川の島々と大湖
北アルプス敗退の記憶
モンゴル奥地への間抜けな冒険
日本三大食
白い砂の島と雪の島
自転車から犬ぞりまで
何かの呪縛だったのか
風がページをめくってる

著者等紹介

椎名誠[シイナマコト]
1944年、東京都生まれ。作家。「本の雑誌」初代編集長。写真家、映画監督としても活躍。『犬の系譜』で吉川英治文学新人賞を、『アド・バード』で日本SF大賞を受賞。『椎名誠自走式マガジン ずんがずんが』(椎名誠旅する文学館)の企画・プロデュースもしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

りつこ

43
久しぶりに読んだ椎名誠の旅エッセイは相変わらずのシーナ節で嬉しくなる。大好きだったんだ、大学生のころ。出てる本はほとんど全部読んだし、一度だけ講演会にも行ったことがあった。私のビール好きはもしかするとこの時に仕込まれたのかもしれない。肉体派(?)だけど本を欠かせない、このギャップがたまらない。一番好きなのは最終章。旅行中読む本がなくなってしまう…とすれ違った日本人の団体に「いらない本ない?」と聞くところにぐっとくる。しかも渡されたのが専門書、それをありがたく読み今もとってあるっていのもいいな。2018/07/05

ばんだねいっぺい

35
 ウチの近所にサーバーを洗っている居酒屋はあるだろうか?何度聞いても「馬しょんビール」のネーミングにはやられる。歩いていくとぶつかるのは、椎名誠の力か。カヌーに乗って海を目指して2泊して夜は、竹の子をあぶって食べる?読んでてよだれが出てきた。2019/09/16

takeapple

25
椎名さんの今までの旅の集大成という感じ。若い頃の色々な旅を回想している。ああそうだったねえ、昔ワクワクして読んだり、映像で見た場面も思い出した。最後の方の、北の隠れ家を手放した話はなんだか切ないなあ。そして最終章で色々な場面での読書体験を書いてあるのはいいなあ。やはり椎名さんは本当の活字中毒者なんだと思う。2018/07/14

ドナルド@灯れ松明の火

25
椎名さんの過去回顧エッセイとでも言うのか。色々な作品で読んだ事柄が、椎名さんらしくうまくまとまっている。もう椎名さんも73歳なんだなぁと感慨深い。充実した人生だなぁ! お薦め2018/05/13

KEI

20
15のエッセイからなる作品? 1話~15話でなく、1歩~15歩となっている?のがちょっと嬉しかったりする? 我が人生の大先輩で、男としてとっても憧れる生き方をされているシーナさん✨ 皆、平等に年を重ねて老いていく事を、シーナさんのエッセイを読む事で改めて知らされたりする✨ 小樽の隠れ家的な別荘を、老い等々の理由で処分に至った話は、かなり感慨深いものが有った✨2018/04/09

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