出版社内容情報
SW流ピカレスク。ダーク・サイドの哲学と血脈、その起源シス卿ダース・プレイガスは、不死を可能にする方法の研究に取り憑かれていた。
師を殺したあと、弟子を探し求めていたプレイガスは、惑星ナブーで17歳の学生・パルパティーンと出会う。
邪悪なパルパティーンに魅了されたプレイガスは、言葉巧みに彼を誘導し弟子にとる。
やがて彼らは共和国を倒し、ジェダイを滅ぼす計画を進める。
ジェームズ・ルシーノ[ジェームズ ルシーノ]
著・文・その他
富永 和子[トミナガ カズコ]
翻訳
内容説明
皇帝パルパティーン、またの名をダース・シディアスによる支配が始まる47標準年まえ。シス卿ダース・プレイガスは不死を可能とする方法の研究に取り憑かれていた。師を殺したあと、弟子を探し求めていたプレイガスは、惑星ナブーで17歳の学生パルパティーンと出会う。邪悪なパルパティーンに魅了されたプレイガスは、言葉巧みに彼を誘導し、弟子にとる。彼らは共和国を倒し、ジェダイを滅ぼす計画を進めていく。
著者等紹介
ルシーノ,ジェームズ[ルシーノ,ジェームズ] [Luceno,James]
数多くのスター・ウォーズ小説を手掛けるベテラン作家。米国メリーランド州アナポリスに妻子とともに在住
富永和子[トミナガカズコ]
東京都生まれ。獨協大学外国語学部英語学科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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future4227
46
この時期はやっぱりスター・ウォーズでしょ。でも、残念ながら期待していたようなスター・ウォーズの世界観は全くない。ひたすらシスの暗躍と政治的駆け引きが続くだけ。エピソード1よりも更に前の話で、まだ十代のパルパティーンを惑星ナブーで見いだし、ダークサイドへと導くダース・プレイガスが主人公。そして、若き日の元老院議員ターキンや赤ちゃんダース・モールも登場。ジャバザハットはこれからタトゥイーン支配を狙う。マニアにはウケそうな内容ではある。2019/12/31
Musa(ムサ)
10
のちに銀河帝国皇帝となるダース・シディアスことパルパティーンとその師プレイガスを描いた、スターウォーズの前日譚的一作その前編。エピソード1以降に繋がる要素が多々見られるのでシリーズファンとしてはなかなか面白いです。また銀河の安定という漠然とした目的のために活動するジェダイに対して、シスは明確な目的がありそのために必要なことを淡々とこなしておりその対比のようなものが感じられました。詳しい感想は後編で書きたいと思います。2021/09/23
歩行者天国
7
EPⅠの35~20年くらい前の物語です。EPⅢのシディアスのセリフに登場する謎の人物ダース・プレイガスと、若きシディアスが主役です。超マニア向けの本ですが、EPⅠの前の時代の理解が深まり個人的には楽しく読めました。後半ではダース・モール(赤ん坊)も登場。下巻でのモールの活躍に期待です!2023/09/10
Hiroo Shimoda
5
エピソード1の前の話。固有名詞を調べないとイメージ描けない部分はネックだが、面白い。2018/10/02
大統領
2
ダースシディアスオリジンという内容だった。産まれた時から父に恐れ、憎まれと後の銀河皇帝に相応しい少年時代である。パルパティーンの師なだけあり、シスの2人の掟には反対等プレイガスの思考はとても合理的。今現在2人しかいないのにジェダイを滅ぼそうと意気込んだりとダークサイドに浸っている割には前向きなメンタルなんだなと思った。2024/09/01