角川文庫<br> あらくれ―刃鉄の人

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角川文庫
あらくれ―刃鉄の人

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  • サイズ 文庫判/ページ数 320p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041063538
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

「風の市兵衛」の著者入魂! 刀鍛冶・国包と異形の<傾き者>が対峙する!ドラマ化で話題沸騰「風の市兵衛」の辻堂魁、新境地!
続々重版の「刃鉄の人」シリーズ。

書評家 菊池仁氏、絶賛!
「息を呑む面白さだ。非凡な才能が、本作で大輪の花を咲かせた」


時は元禄――
初代・市川団十郎が舞台上で刺殺されたその数日後。

刀鍛冶・一戸前国包(いっこまえくにかね)の仕事場に、傾き者のごとき、異形の男が現れた。
天を衝くほどの体躯の異相異風。だが目鼻だちは美しく整っていた。
全身の風貌は異様な妖しさを漂わせながら、むしろ、神々しささえ感じさせるほどだった。

団十郎に強い憧れを持つその男は、世間では”かげま団十郎”と陰で呼ばれる、旅一座の座長・熊太夫だった。

熊太夫の依頼はふたつ。
自身が持つ朱鞘の小さ刀と同じこしらえの大刀を打ってほしいということ、そしてその小さ刀が誰のものだったかを調べてほしい、とのこと。
その小さ刀にはなんと、「武蔵国包」と銘が打たれていたのだ。

だがその依頼は、哀しみに満ちた熊太夫の過去、さらに若き日の国包に繋がっていた。

息もつかせぬ展開、胸に迫る結末。
神陰流の達人・国包の剛剣唸る、「刃鉄の人」シリーズ!


辻堂魁[ツジドウカイ]
著・文・その他

内容説明

時は元禄―初代市川団十郎が役者仲間に刺殺された同月、刀鍛冶・一戸前国包の鍛冶場に、異形の“傾き者”が現れた。天を衝くばかりの身の丈に、はちきれんほど肥満した体。熊太夫と名乗るその旅芸人は、国包に打刀ひと振りと人探しを頼みたいのだという。だが依頼は、哀しみに満ちた熊太夫の過去、さらに若き日の国包に繋がっていた。息もつかせぬ展開、胸に迫る結末。神陰流の達人・国包の剛剣唸る、「刃鉄の人」シリーズ!

著者等紹介

辻堂魁[ツジドウカイ]
1948年高知県生まれ。早稲田大学文学部卒業後、出版社に勤務。退職後、本格的に執筆業に入る。江戸情緒、人の情、そして迫真の剣戟にあふれる作風には定評があり、人気急上昇中の時代小説作家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

とし

92
刃鉄の人「あらくれ」3巻。異形の旅芸人が、打刀と人捜しの依頼に一戸前国包の鍛冶場に現れ、物語は始まるが前半は少し入り込めなかったが、流石に後半息つくまもなく一気読剣劇シーンは迫力でしたしたね、旅芸人熊大夫さんの末路は寂しいですね。2019/06/10

真理そら

22
湿り気のある文体で悲しみに満ちた母と子、父の関わりが描かれている。それなのになぜか物語に入り込めなかったのは個人的に旅芸人・熊大夫に共感しにくかったからかもしれない。市川団十郎の死、旅芸人一座、いつもと同じ鍛冶場の情景と好物だらけのお話なのに…2018/12/25

ぶんぶん

12
【図書館】「刃鉄の人」シリーズ・第3巻。 2巻を飛ばして読んでしまったが、一話完結だから大丈夫だろう(笑) 御存知、刀鍛冶の一戸前国包の刀づくりと神陰流の達人の腕前を持つ国包の二つの生き方を国包を通して描く物語。 今回は旅役者と国包が若かりし時、鍛えた小刀が狂言廻しの一作。 入り組んだお話を解きほぐす時、浮かび上がる哀しい結末が。 話造りに、いろいろなエピソードを絡め面白い、飽きずにサクッと読める。 国包が少し控えめなのが気に掛かる。 先ずは寡作である。2019/09/03

はかり

11
これは読了まで時間がかかった。そんなに難しい話でもなかったのに。主役は刀だった。風の市兵衛シリーズは読んできたが、この刃鉄シリーズは初読み。刀が持つ異様な魅力が人々を巻き込む。それにしても、哀れな熊太夫ではあった。2019/01/29

woo

8
こっちが第3作かな?これを先に読んだんんだけど、2、3作はどちらから読んでもさしたる問題はない♪イヤぁ、結構好きですねぇ✌️しかしこの作家、作品(シリーズ)毎の書き分けの器用さには感服するなぁ?2019/01/27

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