出版社内容情報
世界2億1500万部の大ベストセラー作家デビュー作。30周年記念特装版
内容説明
神秘の扉を前に最後の試験に失敗し、奇跡の剣を手にできなかったパウロは、剣を見つけ出すため、スペイン北部を東西に横切る巡礼の道、「銀河の道」へ向かう。聖地サンチャゴを目指す長い旅路の途中、幾多の試練が降りかかり、オカルトや魔法に心を奪われていたパウロに、真のマスターへの道が示される。遠い旅の最後にパウロが行きついた真実とは―。著者の人生を一変させた体験をもとに描いた自伝的デビュー作。
目次
到着
サン・ジャン・ピエ・ド・ポー
創造する者、創造されし者
自分に対する愛と寛容
メッセンジャー
愛
結婚
法悦
死
祈り
征服
狂気
命令と服従
トラディションの儀式
エル・エブレロ
1 ~ 1件/全1件
- 評価
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Yuko
5
<神秘の扉を前に最後の試験に失敗し、奇跡の剣を手にできなかったパウロは、巡礼路「銀河の道」を旅し、聖地を目指す。幾多の試練を乗り越え、辿り着いた答えとは…。実体験を基に描いた自伝的小説。初めて明かす体験等を追加。> 2017年版 学生時代からずっと行きたいと思っているカミーノ・デ・サンティアゴ聖地巡礼。バケット・リストにも入っているがなかなか実現しない。本著も初読。これではずみがつくかしら。実習がたくさんだ。きっとうまい具合にチャンスがまわってくるはず。焦らず待とう。 2019/08/27
バーベナ
4
翻訳者のあとがきを読んだら、必然ってあるんだなと思えて、内容とシンクロするようで面白かった。2018/06/02
Rion
2
巡礼の旅を通して、魔術師の証である剣を求める旅。最初ファンタジーとして読んでいたが、実際に教団や旅のルートがあるとあとがきを読んで知った。著者の体験をもとにして書かれている。キリスト教徒でもなかったので巡礼や愛の意味になじめず、終始不思議なおとぎ話を聞いている気分だった。本編よりも著者のプロローグとあとがきが一番面白かった。2018/03/20
右脳
1
とても示唆的で、キリスト教知識がないと理解できないのかな。教訓を授けてくれる本なのだと思う。理解できなくても苦痛には感じなくて不思議な読後感。 この先、経験することから理解が進んだりするのかもしれない。もう二度三度読み返したい。2023/10/01
もりちゃん
1
少し不思議な本で、ついていけないと思うところもあるが、じっくり考えるということと、世の中を悲観せず、努力を続けること。2022/03/26