角川文庫<br> カサンドラ

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角川文庫
カサンドラ

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  • サイズ 文庫判/ページ数 464p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041062579
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

昭和28年夏、男たちの壮絶な諜報戦。日本の未来を問う、渾身の衝撃作!昭和28年、夏。かつて日本海軍の空母だった豪華客船・アグライア号が改造後初の航海に出る。
大臣の護衛として乗船した入江秀作は、実は保安隊(現在の陸上自衛隊)情報部に所属する諜報員で、機密情報“カサンドラ”を持ち出したスパイを突きとめ、その流出を阻止するという特務を帯びていた。
船内で入江は、陸軍中野学校の同期だった佐賀の弟・道夫と十数年ぶりに再会するが、その夜殺人事件が発生。被害者はマーク中だった物理学者・波照間だった。そして第2、第3の殺人が……。
誰が敵で誰が味方か。戦後史の裏に隠された、いまだ癒えぬ傷をかかえた男たちの、壮絶な諜報戦。日本の未来を問う、著者渾身の船上サスペンス!



第一章 光の女神
第二章 舵を切る悪魔
第三章 襲撃
第四章 スリーパーは踊る
第五章 心臓の正体
第六章 アポロンの呪い
第七章 悪魔を喰らう
第八章 あといちどの太陽
第九章 美しい詩
第十章 祈りの船
終章

桑原 水菜[クワバラ ミズナ]
著・文・その他

内容説明

かつて日本海軍の空母だった豪華客船が、横浜を出港する。乗客の一人・入江は、機密情報“カサンドラ”を持ち出したスパイを突きとめ、その流出を阻止するという特務を帯びていた。船内で入江は陸軍中野学校の同期の弟・道夫と再会するが、その夜殺人事件が発生。被害者はマーク中の物理学者・波照間だった。そして第2、第3の殺人が―。誰が敵で誰が味方か。戦後8年、いまだ癒えぬ戦争の傷を抱えた男たちの、壮絶な諜報戦!

著者等紹介

桑原水菜[クワバラミズナ]
千葉県生まれ。中央大学文学部史学科卒業。「風駆ける日」で1989年下期コバルト・ノベル大賞読者大賞を受賞後、90年『炎の蜃気楼』でデビュー。同シリーズは累計630万部を超える大ヒットとなる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

はるき

34
武骨で硬派で不器用。ある意味、女性が理想とするスパイ小説でした。膿んでいく気持ちや、底冷えする不安や葛藤が好き嫌いを選びそう(私は好き)2018/03/15

青蓮

18
戦後8年経った日本を舞台としたハードボイルドなスパイアクション。終始シリアスでハラハラさせられるストーリー展開ですが、纏め方が大変美しいです。今までの作風とは異なるジャンルですが、随所随所で桑原水菜らしさが感じられる作品です。男性向け≧女性向けな印象を受けました。スパイアクション好きな方にオススメできます。「炎の蜃気楼」が好きな方も好きになれるかも。2018/03/04

Moeko Matsuda

15
勝手に「ライトノベルの名手」として認識していた著者によるあまりの骨太な小説に度肝を抜かれてしまいました。戦後の日本で、癒しがたい傷を抱える男たちの航海が始まる。出てくる奴らが一人残らず信じられなくて、もうどんでん返しに続くどんでん返しの連続で、息つく暇もない…!時代考証もどうやらしっかりされている様子で、かつテーマとしては現代社会が抱えるど真ん中なソレ。読み応え満点で大変オススメだが、そこそこ過激な暴力シーンなども含まれるので、心臓が弱い人は注意した方が良いでしょう。2018/07/15

紅羽

9
豪華客船で勃発する連続殺人とスパイの陰謀が渦巻くミステリ作品。戦後から8年という混沌とした時代背景の中、様々な国の思惑に翻弄され、やがて浮かび上がる真実。後半にかけて徐々に謎が解明されるにつれ増える犠牲者。やや気が重くなりますが、スリリングでゾクゾクする展開に目が離せなくなりました。2021/03/29

keisuke

7
「ジョーカーゲーム」みたいなんかなと期待したんやけど、勝手な勘違い。あまりハマらんかった。入江が殺人事件を突然操作しだすのが何故、とかスパイの多いこと、とか一々気になってしまった。2018/03/30

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