花まみれの淑女たち

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花まみれの淑女たち

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  • サイズ B6判/ページ数 344p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784041062265
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

はびこれ。育(はぐく)め。咲きほこれ。わたしたちは美しい。老マダムたちが教えてくれた
不安だらけの世を生きる 希望の灯

あのおばあさんたちを見ていたら、生きていけそうな気がしてきた。

30代にして職を失い、無為な日々をすごす由佳が出会ったのは、北新宿【花まみれビル】に集まって暮らすお年寄りたち。
見た目は、ほのぼのとしたシニアグループ、その実態は……日本中にネットワークを張り巡らせる植物学の元教授に、七色の声を持つカリスマ歌手、ハイテク機器を駆使して暗躍する探偵チーム(メンバーはおばあさんのみ!)など、型やぶりのマダムたちだった。
――わたしも、あのおばあさんたちみたいになりたい。目立たず、しぶとくて、しあわせで、美しい。だれからも注目されなくても毎年、花をつける草木のように……。

歌川 たいじ[ウタガワ タイジ]
著・文・その他

内容説明

30代にして職を失い、無為な日々をすごす由佳が出会ったのは、北新宿“花まみれビル”に暮らすお年寄りたち。見た目は、ほのぼのとしたシニアグループ、その実態は…七色の声を持つカリスマ歌手や、日本中にネットワークを張り巡らす植物学の元教授、ハイテク機器を駆使して暗躍する探偵チーム(メンバーはおばあさんのみ!)など、型やぶりのマダムたちだった―。

著者等紹介

歌川たいじ[ウタガワタイジ]
1966年東京都生まれ。小説とコミックの両ジャンルで活躍する気鋭のストーリーテラー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

みえ

60
母さんがどんなに僕を嫌いでも書いた歌川たいじさんの小説。たくさんのおばあさんが出てくるんだけど、たぶんこんな話好きな人多いかも。みんな悩みってあるんだな~。でも、ここに出てくるおばあさん方、強い。素敵。2018/12/20

むぎじる

35
会社からリストラされた由佳。営業成績は良かったけれど、30歳を過ぎた自分にあう仕事が見つからない。途方にくれながらハローワークから出てくると、自分を尾行する謎のおばあさんの存在に気付く。つけ回す理由を問いただすうちに、おばあさんの集団と知り合うことに・・・。人と知り合うことは生活を豊かにする。特に由佳のように人生の先輩たちと巡り会い、さまざまな意見を聞く機会を得ることはなんて貴重な経験なのだろう。前向きな気分になれる小説。2019/08/25

ito

31
本書には、著者のおばあさんたちへの深い愛情がつまっている。何をやってもうまくいかない主人公に自分を重ねて読むうちに、花まみれの館に住むおばあさんたちに癒され、元気をもらう。資本主義社会の周辺で生きる人々への理解と新しい社会への希望が描かれている。とりわけレナラはマリア様のような人だ。人に与え続けながら、かつての自分を後悔している。与え続けることが希望を生む。人との出会いを大切にする、うまくいかなくてもあきらめずに頑張る。おばあさんたちのそんな生き方を沢山の人に読んで欲しいと思う。2018/10/18

そうたそ

26
★★☆☆☆ 三十代ながら失職し、無為な日々を過ごす由佳が出会ったのは、「花まみれビル」に暮らす老女たち。その面々はなかなかの個性の持ち主で――。全体的に小綺麗にまとまりすぎており、小馴れた分鮮度が失われているというか、ストーリーが予定調和で面白みに欠けた。巧さという面では前作より上なのかもしれないが、個人的には荒削りだが著者のクセが感じられた「やせる石鹸」の方が好みだった。ただ、これがもし映像化、ということを考えた場合、相当なメンバーになることを思うと、映像化されないかなあ、なんて期待をしてみたり。2018/12/03

tetsubun1000mg

19
はじめて読む作者さんだが、リストラされた32歳の女性の描写がうまく乗せられていく。 途中から魅力的なおばあちゃんや、ド派手なおばあちゃん、背後霊の様なとお年寄りが次々に現れて話が豊かになって引き込まれてしまう。 特殊詐欺や悪徳政治家などがでてから話がミステリーもはいってくる。 これからどうなるのか気になってページをめくる手が止められない。 最後は映画か舞台のフィナーレを見ているように明るく華やかに終わっていくのも楽しかった。 キャラクターの設定とあだ名のつけ方がうまく、個性のある作品でした。2020/09/04

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