角川文庫<br> GODZILLA 怪獣黙示録

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角川文庫
GODZILLA 怪獣黙示録

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  • サイズ 文庫判/ページ数 224p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041061817
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

ここに集められたのは、怪獣と戦ってきた時代の記録だ。巨大な絶望を前に、人類はいかに立ち向かい、いかに敗北したか--アニメ版GODZILLA、唯一無二の前史が登場。

内容説明

ゴジラ―かつて万物の霊長を僭称していた我々は、あの恐るべき怪獣と出会い、戦い、敗れて地球を追われた。当時最前線の兵士だった者、彼らを指揮する将官あるいは政治家、科学者だった者、あるいは一般市民、幼い子供だった者。これはそんな一人一人が語った、抗戦と敗北の記録である。果てしない絶望の日々を、人々はいかに生き抜いたのか?―謎に満ちたアニメ映画版GODZILLAの前史を読み解く唯一無二の小説版!

著者等紹介

大樹連司[オオキレンジ]
1982年生まれ。ライトノベル作家、シナリオライター。2017年よりニトロプラス所属(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Bugsy Malone

108
1999年、地球に最初の怪獣カマキラスが出現。それ以来、頻繁に現れる怪獣達により世界人口は激減、2030年、破壊神ゴジラ降臨。そして2048年、滅亡の淵にある人類は遂に地球外惑星への移住を決断する。本書は生き延びた者のインタビューを纏めた滅びの記録であり、歴史でもある。インタビュー形式を取った事で人類の絶望感は身に迫り、他の怪獣を凌駕するゴジラへの恐怖や畏怖も非常に良く描き出されていた。東宝特撮へのオマージュも満載。アニメも本書もあまり期待はしていなかったけれど、本書を読んだ事でアニメにも期待が高まり⇒2017/11/05

MF

79
映画のノベライズは数あれど、これほど成功しているものは多くないのではないだろうか。世界観や背景の提示、本編との出来事や心情面での繋がりのよさ。時間的制約の大きい映像メディアである劇場映画にはどうしても盛り込みづらいものを活字メディアの特性を活かし存分に補強している。多くの人々から聴き取ったインタビューという形式ゆえに視点はあくまで人間側に置かれ、だからこそ様々な人々の無数の想念に説得力が感じられる。映画にとって互いに欠くべからざる相棒の位置に辿りつき得た稀有な一例だと思う。2017/11/30

hnzwd

67
世界が怪獣達に侵略されていき、地球脱出という選択をするまでの様子を描いた映画の前日譚??怖い情景でも笑えてしまうのは怪獣映画っていう下地があるからかな。。ビオランテとの対決シーンは笑える感じでした。映画の評判がイマイチなので、観に行くかは悩み中。2017/11/27

Nao Funasoko

64
正直言ってアニメ版のGODZILLAにはどうも食指が動かなかったのだがその前日譚となる本作を読んで俄然興味沸いてきた。アニメ版を鑑賞予定の方は是非とも本作を先に読んでおくことをお勧めする。怪獣ファンの夢が詰まった作品に仕上がっている。2017/11/05

keroppi

53
懐かしい怪獣たちが、地球各所に出現し、地球は滅亡に向かう。ゴジラは、圧倒的な強さだ。海底軍艦やモゲラも対抗する。映像を想像しながら楽しんだ。この続きは、アニメ映画「怪獣惑星」に続くらしい。アニメは、まだ観ていないが観たくなってきた。2018/03/07

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