出版社内容情報
少しずつ息が合い始めた(!?)不本意コンビが謎に挑む上流階級ミステリ!烏丸家売却騒動以降、衣更月の態度がおかしいことが気にある花穎。そんな中訪問先の植物園で起こった小さな事件。いつもは暴走する花穎を諌めるはずの衣更月が、なぜか自ら原因究明に乗り出して……!?
高里 椎奈[タカサト シイナ]
著・文・その他
内容説明
烏丸家売却騒動が決着して以来、様子の奇妙しい衣更月のことが気になる花穎。そんな中、訪問先の植物園でトラブルが発生する。いつものように好奇心から首を突っ込みかけた花穎に、衣更月が放ったのは普段の彼らしからぬ言葉だった。「原因が解明されれば、花穎様の憂いは取り除かれますか?」訝しむ花穎をよそに、原因究明に励む衣更月の本心とは―?完璧執事に異変発生!?大人気上流階級ミステリ、進化の第4弾!
著者等紹介
高里椎奈[タカサトシイナ]
茨城県出身。1999年『銀の檻を溶かして』で第11回メフィスト賞を受賞しデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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hirune
44
【Kindle】花穎からすれば完璧に見える衣更月だけど、鳳から見たら 前回の件で落ち込んでたり 焦っていたり 引け目を感じてたり。まだまだ 主人と執事としてしっくり来るまで、2人で散々闘ったりぶつかり合ったりしていくんだろうなぁ と😅人間関係を築くのは大変だ、特に花穎は 歩けば面倒ごとにつまづく特異体質だものね☆2019/06/19
ううち
39
願ったシリーズ第4弾。 !観覧車!な花穎が可愛らしい。 前回のことがあってから、衣更月はちょっと遠慮してるのかな?学校での絶対音感のある音痴に笑った。楽しそう! 東京駅でのお話では、花穎が言った『普通というのは、みんながそれぞれ違うこと』という言葉にハッとさせられた。雪倉さんの昔のお話もよかった。ちっちゃい真一郎にほっこり。2020/09/03
ゆきちん
37
うちの執事シリーズ2-④前巻の大爆弾から明らかに衣更月が変わった。鳳のアドバイスもあって、素直な頑固執事になったよ。花頴といいコンビになってきてるよね。今回も小さな事件…と思いきやラストに大事件があってなんとか乗り切った2人。仕事に文字通り命をかける衣更月。話し合いは決着しない気がする。2019/03/01
nana
33
kindle:要所要所で場を締めてくれる鳳が最強(^^)2018/05/29
はるき
32
上流階級に対するキラキラした期待を、綺麗なところだけ集めて味わうみたい。面映ゆいくらいに綺麗な世界観です。2018/06/07
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