出版社内容情報
柴門 ふみ[サイモン フミ]
著・文・その他
内容説明
築いたキャリアも多少の預貯金もなんの役にも立たない手術台の上で、「愛」だけが私にチカラを与えてくれた。大切な人の笑顔が、恐怖を消し去り、光と温もりと希望を与えてくれた…。老いてゆく日々でも、救ってくれるのはやはり「愛」しかない。愛の極意に気づいた著者の幸福論。若い頃より今のほうが幸せ、ひとり時間の楽しみ方、小さな幸せの見つけ方やストレスを溜めない方法、など美しく歳を重ねる人生の楽しみ方を紹介。
目次
第1章 そうだ、やっぱり愛なんだ
第2章 オバサンを楽しむ
第3章 ひとり時間を楽しむ
第4章 小さな幸せの見つけ方
第5章 思い出にひたる幸福
第6章 美しく歳を重ねる女性たちへ
著者等紹介
柴門ふみ[サイモンフミ]
1957年徳島県生まれ。お茶の水女子大学卒。79年、漫画家デビュー。若者たちの恋愛をテーマにした『東京ラブストーリー』など著書多数。エッセイ集として『恋愛論』など多数。2016年、25年後の物語として描かれた『東京ラブストーリーAfter 25 years』が大きな話題に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
★グラスハート★
93
2.0 特別面白い訳でもないが、エッセイらしいエッセイだった。 漫画は読んだことないけど、この方の文章は好きで、エッセイを読み続けている。2019/02/26
ロマンチッカーnao
15
50代なので、どうやって幸福を求めていけばいいのか、参考になるかと思って読んだ本。う〜ん、面白かったけど、柴門ふみさんのエッセイ集でしたね。同窓会で、男は、昔憧れていた女性には、どうかわっていても、その憧れを持ちつづけている。女性は、容姿が変わっていると、禿げてるわ〜とかで一瞬で覚めるものらしい。なるほど。2022/02/25
mafuu
12
「50歳からの~」の部分に惹かれ読みやすそうなので手に取ってみた本。柴門さんの本は初めて読んだ。この本の前に西さんの『くもをさがす』を読んだが、偶然にも柴門さんも乳がんに罹られていた。本当に罹る率の高いものなんだと再認識した。今の私の年齢的にそうなんだよな~と思えることも多く苦笑することも。嫌な感情を脳で言葉に置き換える前に行動、にはなるほど!最後に「でも、幸せだからいいのである。」と締められているのがなんともいい~こんな風に今の自分、周りの人達にも愛を持って生きていきたい。2024/02/12
退院した雨巫女。
10
《私-図書館》いいなあ。素敵な旦那様と可愛い子供さんがいて、羨ましいなあ。みんな苦労や悩みは、みんなあり。一生懸命生きているんだなあ。2019/01/18
sachidoremi
9
なんだか、50才になる前に読むのも、ババくさいかなぁ、と思いながらも、あー、あるある、っていうところがチラホラ。 美人に産まれても、そうでなくても、頭が良くても、悪くても、お金持ちの家庭に生まれ育っても、そうでなくて普通の家庭でも、キャリア・ウーマンでも、仕事はちょぼちょぼの普通人でも、事業に成功してお金持ちになっても、普通のサラリーマンでも、60歳になれば、なんだかんだ言ってもプラマイゼロ。何となくわかる気がする。 楽しいこと考えて、楽しく生きたほうが、良さそうだ。2018/03/06