内容説明
“夜見師”―祀られている祟り神を始末する者。その存在を知る者は限られている。五明輝は、自身の呪いが解けた後も、封じた祟り神が祀られている多々良の屋敷で、家政夫として働いている。数日休みをもらい、妹の結婚式から帰ってくると、いつも自分がいる場所に、知らない男子高校生がいた。そこへ、准教授の雪乃が見つけた箱を屋敷に持ち込んできて…自分の居場所が奪われた輝に試練が訪れる。友情と嫉妬が交差する、第2弾。
著者等紹介
中村ふみ[ナカムラフミ]
秋田県生まれ。2010年『裏閻魔』で第1回ゴールデン・エレファント賞大賞を受賞し、デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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