出版社内容情報
命屋刀三郎、千変万化の実戦剣法で悪を斬る!銭神刀三郎は日本橋の剣術道場の若師匠。父から道場を継いだが門弟は四散し、刀で斬り合う命懸けの仕事「命屋」で稼ぎを得ている。日本橋川に旗本の家士・吉川宗次郎と呉服屋の娘の死体が上がる。相対死との見立てを疑問に思う娘の父は刀三郎に調査を依頼。吉川の奉公先の旗本・佐々木家を探り始めた刀三郎は浅賀道場の師範代・峰川に襲われる。浅賀道場と佐々木家には繋がりが……。刀三郎の変幻自在の実戦剣法が悪を絶つ!
鳥羽 亮[トバ リョウ]
1946年埼玉県生まれ。埼玉大学教育学部卒。90年、『剣の道殺人事件』で第36回江戸川乱歩賞を受賞しデビュー。近年は剣豪・時代小説の分野で活躍し、「はぐれ長屋の用心棒」「まろほし銀次捕物帳」「闇の用心棒」「八丁堀剣客同心」「流想十郎蝴蝶剣」シリーズなど作品多数。
内容説明
日本橋の剣術道場を継いだ神道無念流の遣い手・銭神刀三郎。だが門弟は四散し、銭で剣の腕を売る「命屋」で糊口を凌いでいる。ある時、日本橋川に相対死と思われる若い男女の死体が揚がった。娘は身籠っており、騙されたのではと疑う父親から、刀三郎は恨みを晴らすよう頼まれる。さっそく死んだ男の奉公先である旗本周辺の聞き込みを開始した矢先、二人組の武士の襲撃を受け…。刀三郎の変幻自在の剣が悪を絶つ!
著者等紹介
鳥羽亮[トバリョウ]
1946年埼玉県生まれ。埼玉大学教育学部卒業。90年、『剣の道殺人事件』で第36回江戸川乱歩賞を受賞し、デビュー。2012年、第1回歴史時代作家クラブ賞シリーズ賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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