子どもが主役の学校、作りました。

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子どもが主役の学校、作りました。

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  • サイズ B6判/ページ数 232p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784041055670
  • NDC分類 370.4
  • Cコード C0037

出版社内容情報

入学させる学校がない!? 「小学校」作りに奔走し、開校した全記録!

内容説明

今の子どもたちにとって必要な教育とはなんだろうか。母国語としての日本語はもちろん、英語は外せない。加えて、AIと共存していく彼らにとって、プログラミングの習得も必須だろう。わが子の就学にあたり、それらを満たす学校がないことを知った著者は、自ら学校を作ることを決意する。文部科学省や教育委員会、内閣府などへ100回以上足を運び、また開学資金のスポンサーも見つけ、やっと開校のめどがたった。その直後。親として、人として、究極の選択を迫られる―。開校への奔走をつづった感動のノンフィクション。

目次

序章 学校がない!
第1章 日本の小学校は崩壊寸前!?―おかしな算数、いじめ、不登校
第2章 日本の小学校が崩壊した理由―金太郎飴のような先生たち
第3章 人工知能時代に生き残るための教育とは―半分の仕事が消滅する
第4章 国家戦略特区で風穴をあける!?―「総理のご意向」のホント
第5章 そして誰もいなくなった
第6章 ホームスクールがちょっと大きくなった、スモールスクール
第7章 新たなる挑戦
第8章 個性あふれるたのもしい先生たち
終章 一生、学び続ける気持ちを

著者等紹介

竹内薫[タケウチカオル]
1960年、東京都生まれ。東京大学卒。McGill大学大学院修了。専攻は科学史・科学哲学と理論物理学。理学博士、『99.9%は仮説』ほか多くの著書を刊行するかたわら、NHK Eテレ「サイエンスZERO」ナビゲーター、TBS系「ひるおび!」コメンテーターなど、テレビやラジオでも活躍。2016年4月には日本語、英語、プログラミング言語を中核にすえた「YES International School」と放課後学童「Trilingual Kids」を開校し、校長として奔走中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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たまきら

19
保育園を出る頃に、友人たちと「こどもを入れたい小学校がない」と気づいた親御さんによる気合の入った試みのお話です。著者の方が「AIが今後雇用に更に入り込んでくる」を想定して子供たちを教育すべき、という視点が面白かった。多くの点ですごく勉強になったし賛同する部分も多いです。ただ、私は土臭いものづくりや、コミュニティの大切さをしっかり娘には経験して欲しいので、色々悩みましたが地元の区立小学校を選びました。2017/12/27

古典部員

7
筆者さん、相当小学校の先生がお嫌いなようで!笑 自分の職業ということもあり、半ばイライラしながら前半は読みましたが、教育理念や現行の教育体制への批判等、頷けることが多々ありました。自分が理想とする教育像にも合っている気がします。わたしもあとは、動くだけ。2019/01/02

Hiroo Shimoda

4
思ったより学校設立までの苦労話が多かった(仕方のないことだが)。STEAM教育に近いか。こういう個性的な学校が増えるのはいいことだと思う。2019/01/25

しゅんぺい(笑)

3
竹内さん、知らへんうちにこんなこともやっていたのか、すごい。このひとはちゃんと、まっとうなバランス感覚を持ってるねんなぁと思う。2018/02/22

KTakahashi

2
学校法人の一条校から,株式会社の一条校設立を目指し,ほぼ決まりかと思ったら,どんでん返しで,フリースクールに落ち着きました。国語と英語とプログラミング。2018/03/24

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