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出版社内容情報
竹井 10日[タケイ トウカ]
著・文・その他
魔太郎[マタロウ]
イラスト
大豚[ダイトン]
イラスト/著・文・その他
内容説明
優勝後、自分が原因で勝てないと悩むセナリィは、あることを理由にシートを明け渡す。戸惑うチーム。そして来るパートナーは―「おにっ…おにいちゃんっっっ!」アーティスの実妹!?兄妹が放つ圧倒的な魔力に周囲は沸くも、やはりアーティスの気持ちは複雑で…。そんな中、前年度チャンプやWF最大巨乳っ娘も参戦し、レース展開はさらに激化する!心も胸も激しく乱れる、超高速の第2巻!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
いーたん
16
一巻はえろいなぁーって思ったけど、二巻はそれほどでもなく、そして展開も早く、レースものだけにあっという間に駆け抜けて完結しちゃいました。二巻で完結だっただけに、物足りなさもありましたが、面白く読めました。ただ、設定とか登場人物たちを思えば、作者さえその気になればまだまだ物語は拡がっていったように思えました。それだけが残念でもありました。2017/08/08
真白優樹
6
ペアとして行き詰る中、アーティスの実妹を新たに仲間に加え、再びレースを駆け抜ける今巻。―――すれ違ったものを全て拾い、可能性すら超越して駆け抜けよ。完結巻となる今巻は、アーティスを囲む仲間達が更に増え、そしてレースの中に世界の真実を垣間見る中、全てを背負い、アーティスが爆速で駆け抜けていく巻となっている。別の世界では、彼は魔王と呼ばれていた。でも今、彼は誰かの勇者だから。終わらないレースの道、彼はどこまでも仲間達と共に好敵手達と覇を競い、いつまでも駆け抜けていくのだろう、止まらずに。 うん、面白かった。2017/08/04
nawade
5
★★☆☆☆ 当初の構想通りなのか打ち切りかわかりませんがシリーズ完結。1巻で残りのワールドシリーズを描いたので場面転換に唐突なところが目立った感あり。詰め込みすぎでしたね。表紙を飾る爆乳聖女舞菜が前半にその生い立ちと能力で大活躍していたところは盛り上がりました。実況と解説の掛け合いも面白かった。しかし、後半舞菜が理由もなく失速していったのは残念でした。そう大きいとは言い難い胸の膨らみのはずなのに巨乳にしか見えない超ブラコン変態妹やミリアリアに出番を奪われセナリィとは一体何だったのか?ナァスのボケが癒やし。2017/07/29
彼方
3
完結。セナリィの不調を理由に妹がパートナーとして参戦してくる第2巻。ライバルやヒロインを掘り下げつつアーティスの運命にも踏み込んでと、舞菜やセナリィの出番が結果的に少なかったり話がもっと作れそうだったのに駆け足なのは残念ですが疾走感のある展開で楽しめました。にしても今まで読んだ竹井作品の中で一番人死の描写がキツかっのも印象的でしたね、死後とかフォローはありますけれど…。元々ゲーム企画だったみたいで魔導剣技が使えるカーレースとかやってみたいなぁ…打ちきりっぽいし無理でしょうか…。誉め神や新作も期待してます。2017/08/25
加賀ますず
3
設定が無茶苦茶バカらしいのに、その舞台で闘い合う登場人物たちの背負うものが重過ぎて余りのギャップに笑えてくる。彼らがウィザードフォーミュラに真剣であればあるほど、ウィザードフォーミュラのシステムの狂気度が際立つシステムは面白かった。あといつものように妹キャラがSAN値ゼロであることもよかった。ただ今巻で完結の為やりたいことを詰め込み過ぎた感は否めない。また主人公の背負う命運も今までの作品の二番煎じ感は否めなかった。先生の次のシリーズに期待。2017/08/19