出版社内容情報
渋谷 和宏[シブヤ カズヒロ]
著・文・その他
内容説明
太田正樹は大手出版社の編集長候補からタウン誌を発行する関連会社への出向を言い渡された。失意の中で遊歩道を颯爽と駆ける元ランナーの倉原明日美を見かけ、生活の張りを求めて彼女がインストラクターを務めるスポーツクラブに入会する。同時期にクラブに入った真田誠司は、定年後の生きがいを模索するなかで走り始めようとしていた。一方、リア充アピール癖のある山瀬健は、フェイスブックで話を“盛った”ばかりに実力派ランナーと誤解され、上司から社員の健康増進活動の旗振り役として東京マラソン出場を命じられてしまう。雑誌の廃刊、故障、練習不足…トラブルが連続するなか、東京マラソンの日がついにやってくる!フルマラソン6回完走の著者が描くリアル群像劇。
著者等紹介
渋谷和宏[シブヤカズヒロ]
1959年、横浜生まれ。日経BP社で「日経ビジネスアソシエ」創刊編集長、「日経ビジネス」発行人などを務め、2014年3月末に独立。その間、97年に長編ミステリー『銹色の警鐘』で作家デビューする。またTVやラジオでコメンテーターを務める。市民ランナーとして、これまでに東京マラソンやさいたま国際マラソンなどフルを7回走り、ベストタイムは3時間53分(ネットで3時間48分)。現在も月間250~280キロを走り、サブ3.5達成(3時間半以内)を狙う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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