東京ランナーズ

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東京ランナーズ

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  • サイズ B6判/ページ数 232p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784041053928
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報



渋谷 和宏[シブヤ カズヒロ]
著・文・その他

内容説明

太田正樹は大手出版社の編集長候補からタウン誌を発行する関連会社への出向を言い渡された。失意の中で遊歩道を颯爽と駆ける元ランナーの倉原明日美を見かけ、生活の張りを求めて彼女がインストラクターを務めるスポーツクラブに入会する。同時期にクラブに入った真田誠司は、定年後の生きがいを模索するなかで走り始めようとしていた。一方、リア充アピール癖のある山瀬健は、フェイスブックで話を“盛った”ばかりに実力派ランナーと誤解され、上司から社員の健康増進活動の旗振り役として東京マラソン出場を命じられてしまう。雑誌の廃刊、故障、練習不足…トラブルが連続するなか、東京マラソンの日がついにやってくる!フルマラソン6回完走の著者が描くリアル群像劇。

著者等紹介

渋谷和宏[シブヤカズヒロ]
1959年、横浜生まれ。日経BP社で「日経ビジネスアソシエ」創刊編集長、「日経ビジネス」発行人などを務め、2014年3月末に独立。その間、97年に長編ミステリー『銹色の警鐘』で作家デビューする。またTVやラジオでコメンテーターを務める。市民ランナーとして、これまでに東京マラソンやさいたま国際マラソンなどフルを7回走り、ベストタイムは3時間53分(ネットで3時間48分)。現在も月間250~280キロを走り、サブ3.5達成(3時間半以内)を狙う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ユザキ部長

50
悲しい事にコロナで分断されたな。まさにこれからが新しい世界。そして物価高から高騰するエントリー料。ウェアだってシューズだって高いぞ。さて本作。かなりクズな奴がいますが、クズなのに奥さんが優しすぎますが。まぁ良しとしましょう。足を前に出し続ければ何とかなりますよ。マラソンは。2022/06/18

keith

27
仕事や退職後の人生に悩みを抱えた四人の男女たち。競技歴も全く異なる彼らが東京マラソンへの挑戦を通して人生をリスタートさせるというお話。軽く読めました。2018/06/25

おつぼねー

26
くすぶっていたマラソン熱に、少しだけ火がともったかな?只今『東京マラソン』エントリー中。なんか当選する気がしてきた!2018/08/04

しょーくん@本棚再編中

26
★★★★★★☆☆☆☆それぞれに悩みを抱えたランナーが東京マラソンに挑む群像劇でした。良くも悪くもサラッと読めました。来年こそは東京マラソンを走りたいですね。2018/03/23

ようかい2

12
2018.39 うーん。自身が走る人らしいので所々にそれらしい知識が見えるのだけど、感情的な表現や内容はいまいちかな。先が読めてしまう。会社のリストラにあった正樹、定年退職して暇な誠司、盛り大好きな健、元ランナーの明日美。それぞれマラソンに対する想いは違うが東京マラソンを走る。前を向いて走るのは素敵なことなんだけどね。辛口でごめんなさい。2018/04/30

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