角川ビーンズ文庫<br> 巫女華伝―恋の舞とまほろばの君

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角川ビーンズ文庫
巫女華伝―恋の舞とまほろばの君

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  • サイズ 文庫判/ページ数 247p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041052808
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

皇子から巫女へ突然の求婚――!? 豪華絢爛、和風ラブ・ファンタジー!「ねぇ――オレのこと、お婿さんにしてくれる?」神さまの遣いの巫女として国を守る瑠璃。しかし幼い頃に母親を病気で亡くしてから、神さまを信じられず薬学に励んでいた。ある日、大倭王朝の見目麗しき皇子・紫苑が国へ訪れる。視察でやって来たはずが突然、一目惚れだと求婚してきた……!? けれども、瑠璃には既に一族の掟で定められ、婚約を誓い合った幼馴染がいて――。
巫女と皇子の禁断の恋を巡る、和風ラブ・ファンタジー!

岐川 新[キガワ アラタ]
4月22日生まれ、愛知県在住。第6回角川ビーンズ小説大賞にて<奨励賞>受賞。2009年に「赤き月の廻るころ」でデビュー。その他の著作に「蒼の狼は華を愛でる」、「薔薇は王宮に咲く」、「平安うた恋語」がある。

雲屋 ゆきお[クモヤ ユキオ]
ビーンズ文庫「精霊歌士と夢見る野菜」他、ビーズログ文庫、コバルト文庫といった少女小説レーベル各社で活躍中のイラストレーター。

内容説明

「ねぇ―オレのこと、お婿さんにしてくれる?」神さまの遣いの巫女として国を守る瑠璃。しかし幼い頃に母親を病気で亡くし、神さまを信じられず薬学に励んでいた。ある日、大倭王朝の見目麗しき皇子・紫苑が国を訪れる。視察でやって来たはずが突然、一目惚れだと求婚してきて!?けれども、瑠璃には既に一族の掟で定められ、結婚を誓った幼馴染がいた―。巫女と皇子の禁断の恋を巡る、和風ラブ・ファンタジー!

著者等紹介

岐川新[キガワアラタ]
4月22日生まれ。第6回角川ビーンズ小説大賞にて“奨励賞”受賞。2009年『赤き月の廻るころ 紅蓮の王子と囚われの花嫁』にてデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

よっち

26
幼い頃に母親を病気で亡くし、神を信じられずに薬学に励んでいた巫女瑠璃。大倭王朝から視察で国を訪れた皇子・紫苑が突然彼女に一目惚れだと求婚する和風ファンタジー。微妙な距離感の中央と国造という背景に、求婚してきた紫音の真意を掴みかねている瑠璃。彼女視点から見える紫音との関係を中心に描かれていて、他の登場人物や舞台のディテール描写はあっさりめでしたけど、今後説明が加えられていくんでしょうか。一見軽そうに見えた紫音の心情描写や王道展開は悪くなかったかなと思いました。続刊決まっているようなので出たら読みたいです。 2017/06/16

ぐっち

23
王道な感じの皇子ミーツ巫女。一見チャラめの皇子さまがなかなか良かったです。従兄のお兄ちゃんは、真面目すぎて押しが足りないのが残念。2017/03/04

うさぎや

13
古代和風ファンタジー。帯の「皇子(みこ)から巫女(みこ)へ突然の求婚――!?」というアオリにふいた(笑)。けどまあそういう話でした。従兄殿にはもうちょっと頑張ってほしかった気も。あと珊瑚をイラストでも見たかったなーと。2017/02/05

ミド

6
普段はチャラチャラしているけれど、剣を抜くと冷たく人格が変わる皇子紫苑。学生時代にどはまりしてた設定も少しむずがゆい。まあ嫌いじゃない。「みこ」と子どもに呼ばれて同時に返事をした巫女と皇子がかわいい。父親との確執とか当て馬の翡翠とか平安うた恋シリーズで苦手だったところが似ているのがちょっと残念。翡翠から瑠璃への思いがあからさまじゃないのが救いかな。目つきの悪い琥珀、派手なおねえの珊瑚と皇子の従者もせっかくキャラが立っているのだから、イラストをつけてほしかった。2017/12/21

由貴

4
あらすじからもっとライトな話かと思っていたら思ったより暗かった。一応このまま終わらせられそうなのに続きが出ているのに驚いた。この設定でどう決着をつけるのか気にはなるけど、登場人物にあまり思い入れは持てなかったなぁ2017/11/06

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