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戦術としての監督

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  • サイズ B6判/ページ数 320p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784041051627
  • NDC分類 783.47
  • Cコード C0098

出版社内容情報

愛するクラブを持つ、すべての者に贈る。レッジャーナ、パルマ、ユベントス、ACミラン、チェルシー、パリ・サンジェルマン、レアル・マドリード、バイエルン・ミュンヘン、ナポリ……。特徴づけられる代名詞的な戦術を持ち合わせないにもかかわらず、実に多くのビッグクラブを率いてきたカルロ・アンチェロッティ。彼は、カリスマたる「前任者」によって、疲れ果てた数々のチームを甦らせてきた。「選手こそが戦術」と話す、その哲学と具体的手法。


いい人間かどうかは練習場のピッチの上でわかる。カルロはそこでベストの一人である――クリスティアーノ・ロナウド

僕はこれほどの人間関係を監督との間に築き上げたことはなかった――ズラタン・イブラヒモビッチ

カルロは人にやる気を起こさせる達人である――アドリアーノ・ガリアーニ(元ACミランの副社長兼CEO)

在籍時の影響がどれほど大きかったかを誰もが認識するのは、彼のように偉大な監督がクラブを去る時のみである――デビッド・ベッカム

彼は私にとって最高の人である――ジョン・テリー

信じられないほど素晴らしい人間性を持つ人だ――ロベルト・マルティネス

私は彼がマンチェスター・ユナイテッドに来てくれることを期待していたが、それはかなわなかった。おそらく別の機会にそうなることを望む――アレックス・ファーガソン


(共著者)
クリス・ブラディ Chris Brady
英国サルフォード大学経営学教授兼スポーツビジネスセンターディレクター。著作に『The 90-Minute Manager』など。

マイク・フォード Mike Forde
チェルシーFCにてエグゼクティブボードメンバーを務めた。現在は米国プロスポーツのNFL、NBA、MLBの複数チームとコンサルタント契約を交わして活動している。


はじめに
序論
Part1 リーダーシップ・アーク――経験
Part2 本業――文化、階級、人材、仕事場、責任、プロダクト、データ
Part3 始動するための学習――成長、価値
結論
静かなるリーダーシップ:結果
謝辞

選手の語るカルロ――クリスティアーノ・ロナウド
選手の語るカルロ――ズラタン・イブラヒモビッチ
上司の語るカルロ――アドリアーノ・ガリアーニ
選手の語るカルロ――デビッド・ベッカム
選手の語るカルロ――ジョン・テリー
補佐の語るカルロ――ポール・クレメント
対戦相手の語るカルロ――サー・アレックス・ファーガソン
対戦相手の語るカルロ――ロベルト・マルティネス
選手の語るカルロ――パオロ・マルディーニ
選手の語るアルロ――アレッサンドロ・ネスタ



カルロ・アンチェロッティ[カルロ アンチェロッティ]
著・文・その他

豊福 晋[トヨフク シン]
翻訳

内容説明

ユーベ、ミラン、チェルシー、レアル、バイエルン…欧州各国のビッグクラブを率いた名将の思想と哲学、一流クラブから監督に招かれ続ける理由。

目次

1 リーダーシップ・アーク―経験 Experience
2 本業(文化 Culture;階級 Hierarchy;人材 Talent;仕事場 The Workplace;責任 Responsibility;プロダクト The Product;データ Data)
3 指導するための学習(成長 Growing;価値 Values)

著者等紹介

アンチェロッティ,カルロ[アンチェロッティ,カルロ] [Ancelotti,Carlo]
1959年イタリア生まれ。選手としてACパルマ、ASローマ、ACミランで活躍し、92年に現役引退。イタリア代表として26試合に出場。95年、当時セリエBだったACレッジャーナで指導者としてのキャリアをスタート。その後はACパルマ、ユベントスFC、ACミラン、チェルシーFC、パリ・サンジェルマンFC、レアル・マドリード、バイエルン・ミュンヘンの監督を歴任。数多くのタイトルを獲得した。2018年よりSSCナポリの監督に就任

豊福晋[トヨフクシン]
1979年、福岡県生まれ。2001年のミラノ留学を経て、翌年からイタリアでライターとして活動を開始。スコットランド、スペインと渡り歩き、現在はバルセロナ在住。5ヵ国語を操り、欧州各地でサッカーを中心に取材。多数の媒体に執筆、翻訳(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

yuya

13
個人的に現役の監督の中で最も好きなアンチェロッティのリーダーシップ論について。どのクラブにおいても選手やオーナー、サポーター達と友好関係を築いてこれた真髄を本書で垣間見えた。バイエルンではちょっと躓いてしまったけれども、ナポリで好調なのでユーべを打ち破ってほしい。2018/11/10

Takashi Naito

6
中間管理職カルロ。いろんな個性ある職場で癖強い上司、部下がいる中でどうバランスとったか。まるでビジネス書のような内容。あとゲストインタビューが豪華。2018/11/13

しょうた

1
アンチェロッティの哲学とアンチェロッティに関わりのある監督・選手のインタビューが交互にまとめられていて読みやすかった。 アンチェロッティは他のサッカー選手の自伝等でも穏やかな人物として出てくることがあったが、この本でもそのことが書かれていた。 また、一流の選手ほど何かを指摘されてもその意見を受け入れる土俵があるが、2流・3流の選手になるほど受け入れられなくなる傾向も書かれており、実社会にも当てはまる。 又、違う自分を(例モウリーニョのように)演じようとしても、無理が出てくるから自分の合うやり方で良い。2021/12/06

Daisuk

1
ミランの現役時代は正直地味な職人の印象だったが、慕われる監督であることがゲストコメントから伝わってきた。 まさにサッカー監督は中間管理職。短期雇用の連続なので、自分の流儀を作っておく事が大事だと感じる。2021/05/15

まろーん

1
戦術というよりはビジネス向けのリーダーシップも視野に入れたような本。2019/01/15

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