出版社内容情報
家族に、普通なんてない。下北沢で暮らす人々の恋と家族の物語。中山望は、桜やバラやひまわりなど四季折々の花が咲く庭のある家で、母と姉と妹と暮らしている。大学を卒業して2年以上が経つけれど、就職する気にならないまま、マンガ喫茶でアルバイトをする日々だ。ある日、上の姉が娘を連れて帰ってきて、女5人との生活が始まる。家族や幼なじみ、バイト仲間と過ごす時間は、“何も望まない”望を変えていく――。
海の底のようなバー、神出鬼没の烏天狗、工事がつづく駅。
抜け出せなくなる町で暮らす人々の、色鮮やかで愛すべき日常。
畑野 智美[ハタノ トモミ]
1979年東京都生まれ。2010年、『国道沿いのファミレス』で小説すばる新人賞を受賞し、デビュー。2013年に『海の見える街』が、2014年に『南部芸能事務所』がそれぞれ吉川英治文学新人賞候補となる。ほかの著書に、『夏のバスプール』『メリーランド』『運転、見合わせ中』『ふたつの星とライムマシン』『夏のおわりのハル』『春の嵐』『みんなの秘密』『感情8号線』がある。
内容説明
中山望は、桜やバラやひまわりなど四季折々の花が咲く庭のある家で、母と姉と妹と暮らしている。大学を卒業して2年以上が経つけれど、就職する気にならないまま、マンガ喫茶でアルバイトをする日々だ。ある日、上の姉が娘を連れて帰ってきて、女5人との生活が始まる。家族や幼なじみ、バイト仲間と過ごす時間は、“何も望まない”望を変えていく―。海の底のようなバー、神出鬼没の烏天狗、工事がつづく駅。抜け出せなくなる町で暮らす人々の、色鮮やかで愛すべき日常。
著者等紹介
畑野智美[ハタノトモミ]
1979年東京都生まれ。2010年『国道沿いのファミレス』で第23回小説すばる新人賞を受賞しデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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